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不妊治療

【不妊治療の流れと費用】タイミング療法から体外受精まで【治療の妊娠率】

2026年5月13日

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2025年4月に妊活開始の後、流産を経て、不妊治療を開始することになったという話は前回の記事で書いた通りだけど、

【妊活】流産を経て体外受精を検討するまで【不妊治療】

32年前に生まれた俺もスクスクと育ち、今年で33。20代の頃は、湯川学ばりに子供には興味皆無だった俺が、気づけば子孫繁栄を熱望していて、俺もヒトだったんだって感じ。実にオモシロい。 という流れで1年前 ...

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不妊治療はそれ自体が複雑な事に加えて、クリニックによって実施している治療が異なったりでラジバンダリ〜。

ということで今回はクリニック2社で受けた合計10時間に及ぶカウンセリングの内容と、不妊治療関連の書籍、その上で我が妊活を掛けて調べ抜いた情報を元に、不妊治療の流れとその妊娠率を共有する。

Yasu
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この記事の目次(クリックでジャンプ)

自然妊娠の基本のき

まず、本題に入る前に自然妊娠の話から。女性の妊娠率と流産率の推移を年齢別に整理したのが下記。

ちなみに妊娠率は1周期あたりの確率で、流産は妊娠あたりの確率。

一番のポイントは35歳付近で妊娠率と流産率が逆転するということ。ちなみにこれは不妊に該当しない女性が、同じく不妊じゃない男性と自然妊娠を目指した場合の話。つまり夫婦どちらかが不妊に該当すれば、妊娠はさらに難しくなる。

そして、年齢毎の妊娠率だけを見るとこんな感じ。

  • 20代前半〜30代前半:25〜35%
  • 30代後半:約18%
  • 40代前半:約5%
  • 40代後半:約1%

排卵日を無視した取り組みは無意味

じゃあ自然妊娠を成立させるために何を基準にすれば良いのかというと、それが排卵日を考慮した取り組み。というのも受精には、卵子と精子のフュージョンが必須で、卵子は排卵日の直前にしか生殖能力を持たないから。

具体的には排卵日の2日前 > 前日 > 排卵当日の順で妊娠しやすいと言われていて、この排卵日をガン無視した取り組みは無意味。

そして、その排卵日をどうやって特定するのかというと、婦人用電子体温計を使った基礎体温の測定。というのも基礎体温の変動幅は0.3~0.5度程度。つまり一般的な体温計だと10分の1度までしか計測できなくて、精度に欠くという話。そこでもう一桁多く体温を計測できる婦人用電子体温計を使うというカラクリ。

そして、我が妻が妊活開始と共にオムロンの体温計で計測している結果がこれ。これは俺の妻だけなのかは謎だけど、排卵日の特定はムズい。

ちなみに聞いた話によると、最近はスマートリングでの基礎体温計測精度が高いげな。気になる人は調べてほしい。ここまでが自然妊娠の基本に関する話。

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不妊の原因

とはいえ、それでも妊娠しない夫婦がいるのが現実で、それが我が夫婦だったという訳。ちなみに不妊とは”避妊”無しで妊活をしているカップルが、1年以上妊娠できずにいる状態のことなんだけど、そんな不妊の原因は下記。

男性起因

  • 健康な精子がいない事(100人に1人の割合で見られる無精子症)

女性起因

  • 排卵が起きないこと
  • 卵管が詰まっている事

両者共有

  • 原因不明(実際は複合要因)

一応、医学的定義と生活習慣的要素を含めればこの他にもあるけど、上記の場合は治療が不可欠で、1つでも当てはまれば自然妊娠での懐妊は極めて困難。つまり、ほぼ確で不妊治療の対象になるという流れ。

ちなみに我が夫婦の場合がまさに原因不明で、主治医曰く妊娠に至らなかった要因はいくつか考えられるけど、断言はできないとのことだった。といった感じで妊娠できない理由は現在の医学をもってしても全てを説明できる訳ではないらしい。人間の体ってすごーい。

不妊治療の流れ

じゃあそもそも、不妊治療てどんな感じで進むの?ってのを整理したのが下記。

  1. 夫婦間の自己流での自然妊娠断念
  2. クリニックでの治療前検査(不妊検査)
  3. タイミング療法
  4. 人工授精
  5. 体外受精(顕微授精)
  6. 妊娠

そして治療の括りとしてタイミング療法と人工授精の事を「一般不妊治療」、体外受精の事を「生殖補助医療(ART治療)」と言う。言葉だけ頭の両隅においといて欲しい。

加えて、太字部分を簡単に説明したのがこれ

  • タイミング療法:超音波とホルモン検査で排卵日を特定し、必要に応じて排卵誘発剤を使って妊娠を目指す治療
  • 人工授精:精子をカテーテルで子宮内に直接注入して受精を狙う治療
  • 体外受精:複数の精子を卵子にふりかけて受精を狙う治療
  • 顕微授精:状態の良い1匹の精子を卵子に直接注入して受精を狙う治療

不妊治療の所要期間と妊娠率

そして、不妊治療を経て妊娠に辿り着くには、どれくらいの期間を要するのかというと平均で2年弱。その1例が下記。

  1. 治療前検査の結果が出るまで:1ヶ月
  2. タイミング療法:半年間
  3. 人工授精:半年間
  4. 体外受精(顕微授精):半年間

合計1年9ヶ月。もちろん中には序盤で妊娠するケースもあるから、必ず1年9ヶ月を要するわけじゃないけど、国の統計データで出てる数値が2年という話。

そして治療毎の妊娠率は下記、

  • タイミング療法:1周期の妊娠率5%
  • 人工授精:5~6周期での妊娠率が5~10%
  • 体外受精(顕微授精):30%

一般不妊治療の妊娠率は高くない

いや?待てよ。「一般不妊治療の妊娠率が5~10%」って健康な30代女性の自然妊娠率を下回ってね?

だって、冒頭にふれた健康な女性の1周期あたりの自然妊娠率が下記。

  • 20代前半〜30代前半:25〜35%
  • 30代後半:約18%
  • 40代前半:約5%
  • 40代後半:約1%

そして先述した一般不妊治療での妊娠率がこれ。

  • タイミング療法:1周期の妊娠率5%
  • 人工授精:5~6周期での妊娠率が5~10%

つまり、タイミング療法と人工授精をもってしても、健康な30代女性の自然妊娠率の方が上。

これは、情報操作でもなくミスリードでもなく事実。というのも一般不妊治療は治療ではあるものの、体内で起きていることは自然妊娠と同じだから。

具体的に、タイミング療法は超音波とホルモン検査で排卵日を特定して、必要に応じて排卵誘発剤を使って妊娠を目指すものの、受精は卵子と精子が自力で行う必要があるし、人工授精も精子をカテーテルで子宮内に直接注入して受精を狙うけど、以下同文。

何が言いたいのかというと、卵子と精子を体外に取り出して受精を行う体外受精じゃない限り、妊娠率を大幅に上げることはできないという事。要するに子を授かる上で若いのは最大の武器って話。

体外受精の流れ

ちなみに、我が夫婦は治療前検査の結果と妻の年齢を考慮した結果、一般不妊治療を飛ばして直で体外受精に進むことにしたんだけど、その体外受精の流れと概要を整理したのが下記。

  1. 卵巣刺激:ホルモン薬を使って複数の卵子を同時成長
  2. 採卵:卵子を体外に取り出す
  3. 採精:精子の採取
  4. 受精:採精した精子と卵子のフュージョン
  5. 培養:受精卵を6日ほどかけて胚盤胞まで育成
  6. 移植:胚盤胞を子宮に戻す
  7. 妊娠:胚盤胞の子宮内着床

ちなみにここで現代の医学では可能だけど、倫理的に禁止されている治療について2つ触れておく。それが代理出産と性別選択。代理出産は、胚盤胞を妻とは別の女性の子宮に戻して出産を目指す事、そして、その胚盤胞は移植の段階で既に性別が決まっている。つまり技術的には生まれてくる赤坊の性別選択が可能なんだけど、日本ではこれらを倫理的観点から禁止しているという話。

 

ここまでが不妊治療とその妊娠率について。

不妊治療にかかる費用

そんな不妊治療にはどれくらいの費用を要するのかというと下は数万円から上は数百万円。具体的には不妊の原因と治療方針によって変動するんだけど、一例が下記。

保険治療

  • タイミング療法(1周期あたり):5,000円〜10,000円
  • 人工授精(1回あたり):約6,000円
  • 体外受精:30~40万円(高額医療制度適応後の金額)

自費治療

  • タイミング療法(1周期あたり):5,000~20,000円
  • 人工授精(1回あたり):約3万円
  • 体外受精:100万円〜

そして、我が夫婦は体外受精を自費で行なっていて、現時点で約380万円の支払いが確定している状況。ぴえそ。まじで、ぴえそ。

35歳以上の出産は外れ値

以上が、不妊治療の流れとその概要についての話。そして俺がこの記事を通して伝えたいのは「35歳以上の自然妊娠からの出産は完全に外れ値」という話。その根拠はこの記事で数字と共に散々繰り返した内容の通り。そして、今回の様な内容はまじで知られてない。

一方、俺達の妊娠に対する印象は、定期的に目にする高齢出産のニュースで歪んでしまっている。じゃあ彼らはどうやって出産しているのかというと、そのほとんどが体外受精もしくは海外の場合は代理出産なのが現実。でも普段、赤の他人の出産話なんて気にもしないし、ましてはその人が不妊治療をしてたなんて知る由もないのが普通。

その結果、気づいた時には自然妊娠に苦戦し、不妊治療を余儀なくされる。そしてそれが俺だったというわけ。ちなみに今回の治療で総額400万円近くの支払いが決定していると言う話は先述した通りだけど、リアルな話、毎月約70万円が口座から減っていってて精神がぶっ壊れる。

それもこれも、経済的理由で子を持つ難易度が上がってる事だったり、独り身でいることを美化する見解だったり、いろんな要素はあるけど、冒頭で触れた通り「女性は35歳付近で妊娠率と流産率が逆転する」という情報は持っとくべき。

という事でこの記事が将来的に1%でも子を持つ可能性のある人の参考になれば嬉しい。

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  • この記事を書いた人

Yasu

日向の国、宮崎生まれ。自称YouTuber兼ブロガーの31歳。好きなものはキンキンに冷えたあんぱんと刺し盛り。嫌いなモノは幼稚なホラー映画とにんにく。健康改善とAGA治療について発信中。

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