
32年前に生まれた俺もスクスクと育ち、今年で33。20代の頃は、湯川学ばりに子供には興味皆無だった俺が、気づけば子孫繁栄を熱望していて、俺もヒトだったんだって感じ。実にオモシロい。
という流れで1年前に妊活を開始。でも、なんだかんだあって体外受精を受けることになった。てことで、この記事では妊活開始から不妊治療に至るまでを書き記す。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
実は1周期目で妊娠してた

まず、我ら夫婦が妊活を始めたのが2025年4月。同月末には人生初の妊娠検査キットを購入し、これ系の検査の中では唯一、人を喜ばすこの2本線から全てが始まった。
想像以上にあっさり妊娠まで辿り着いて、「第一子は早生まれかぁ」なんて思ってた。
ところで、この手の話題では「そもそも、なぜ子を望むのか?」って話題があるけど、ここでは触れない。というのも、令和の時代にその答えはないから。
しかし流産に終わる

話を戻す。陽性反応に歓喜した数日後、産婦人科で診察の結果、子宮内に胎児はいるけど、時期的にエコーに映るはずの胎児の心拍が見えない。
そこで「もしかしたら、もしかするかもしれない」という宣告を受けた翌週の診察時には、胎児の成長が完全に停止していて、流産ほぼ確という流れ。
そしてこの場合の選択肢は2択。それが、内容物の自然排出を待つか、手術摘出。そこで我が夫婦は体への負担が比較的少ないという理由で自然排出を待っていたところ、しばらくしてそれが起きたという流れ。
ちなみに妻曰く、勤務中に違和感を感じ始めた直後にくしゃみをした瞬間、明らかにヤバいと思い、トイレに駆け込んだ時には排出済みだったとのこと。
その後、妻から送信されてきた画像を見た瞬間に全てを察知して妻の勤務先に向かったという感じ。
流産当日の流れ

そして大事なのはここから。というのも、流産時に排出された内容物は病理検査に出すことが可能。目的は流産の原因が母体起因かどうかを調べるため。
つまり自然排出の場合、それがトイレに落ちようと、風呂に流れそうになろうとブツの捕獲は必須。というのもあって、数日前から妻にはタッパー容器とビニール手袋を持参させていた。
一応、今回はパッド内に収まったから良かったけど、その場合も病理検査にかけるまでの温度管理は必須。事前情報では「とりあえず冷やしとけ」とあったので、クリニックの午後の診察時間までの間、近所のスーパーで氷を調達した後、イートインで待機していたという流れ。
結果は稽留流産

そして、診察の結果は妊娠初期に1割程度の確率で発生すると言われている稽留(けいりゅう)流産だった。ちなみに、稽留流産というのは本来妊娠5~6週目あたりで確認できるはずの胎児の心拍が確認できずに成長が止まってしまう事。
これは予め調べ尽くしていた情報通りだった。というのも、医者から「もしかすると、もしかするかもしれない」という告知を受けて情報を漁り続けるも、楽観的情報が見つからない。
それはつまり、医者が流産を疑った時点で「実は胎児、育ってましたぁ」てことは基本的にあり得ないてこと。そして何よりも、妊娠発覚直後、妻が感じてた妊娠初期症状が完全になくなったことが全てを物語ってた。
妊活中の悲報は精神やられる

ここで自然排出された内容物ってどんな感じ?って思った人に向けて説明すると、サイズ、重さ共に握り拳くらい。
そして精神的にもまぁやられる。
個人的には流産当日よりも、医者から告知を受けた後、情報収集しながら状況を整理できたけど、全てを身をもって体感してる妻は俺よりしんどいのは間違いない。
ちなみにここで、療養期間もあって妻の出身地であるセブ島に一時帰省することにした。
でも、大丈夫

でも、大丈夫。というのも稽留流産は妊娠初期に1割強の確率で発生する”現象”。と言うと、「命の誕生を確率で例えんな」って聞こえてきそうだけど、医学的にも流産は確率的に説明されてるし、変に感情的になって判断をミスるより統計的にモノを捉える方が正。
だから、今回の流産についても感傷的になるのは無意味。なんなら、妊活において常時無力な男が求められることは悲しみに打ちひしがれる事じゃなく、現実的な計画の策定。
加えて、産婦人科の主治医も、セブの医者も言ってた「年齢的なハンデにはさしかかってるけど、まだ大丈夫」だと。
自然妊娠の確率
ここで、自然妊娠で子を授かれる確率って1周期あたりだとどれくらい?って人に向けて、女性の年齢毎の懐妊率を整理したのが下記。
- 20代 25~30%
- 30代前半 25~30%
- 30代後半 18%
- 40代前半 5%
そして妻の年齢は38。つまり我が夫婦の場合、6周期経っても妊娠しない場合は何らかの可能性を疑う余地が出てくるというわけ。
妊娠せず。。。

ということで、自然排出が起きた次の翌周期には妊活を再開。ちなみに稽留流産の場合の療養期間は、人によって2周期とる場合もあるんだけど、我々は1周期後には再開。これは妻の回復が早かったことによる主治医からのアドバイス。
そして5ヶ月後。周期にして4周期が経過するも妊娠しない。なんかヤバい?って思ってた時にAGA治療の主治医に一連の出来事について相談。その結果、不妊検査について教えてもらい、そこで初めて不妊治療の存在を知ったという流れ。
ちなみに妊活の話をAGAの主治医に相談した理由は、AGA治療で服用している抜け毛防止薬の副作用に精子の活動を抑制する可能性があって、妊活がひと段落つくまでその治療薬を休薬していたから。
ちなみに俺のAGA治療について、全てをまとめているページは下記。
不妊治療に対する疑問

ここで少し話は脱線するけど、「不妊治療」って名前ややこしくね?という話。というのも不妊治療は"不"妊と書く。
それって産めなくする治療?つまり避妊が目的ってこと?
いやいや、バカ言ってんじゃねぇよ。というのは今の俺なら分かるけど、
産むための治療なら"妊娠"治療とかにした方が良くね?
というのは当初俺の中で渦巻いてた疑問。
何が言いたいのかというと、当初の俺は不妊治療の存在を知らなかったんだ。つまり、無知ってマジで怖ぇって話なんだけど、俺が知らなかったという事は俺以外にも知らない人がいるはず。というジャイアン的理論をかました上で話を本筋に戻す。
不妊検査の内容と金額

という流れで挑んだ不妊検査の項目と金額は下記。
妻の検査項目
- 感染症検査 ¥4,400
- クラミジア検査 ¥1,320
- AMH検査 ¥1,980
- TH1/TH2検査 ¥16,500
- 風疹検査 ¥2,750
総額 ¥26,950
俺の検査項目
- 感染症検査 ¥4,400
- クラミジア検査 ¥1,320
- 風疹検査 ¥2,750
- 精子検査 ¥35,200
総額 ¥43,670
合わせて¥70,620。高すぎ。ちなみに検査項目は多いけど、精子検査以外は血液採取で完結する。
そして、検査代が高額な理由は全額自己負担だから。まず誤解が無いように触れておくと、不妊治療は保険の適用対象。つまり不妊治療を3割負担で受ける事は可能。でも医療保険制度では特定の治療範囲内での保険と自費の混合が禁止されていて、治療中の項目に1つでも保険適用外の項目が含まれている場合は自動的に全額自己負担になるというカラクリ。
そして現時点で不妊検査では保険適用外の検査項目が多いのが実情。これが不妊治療が高くなりがちな理由。
味のしなかったホッケ定食

次に検査の結果が出るまでの話。一般的には1ヶ月弱を要する場合がほとんどで、我ら夫婦の場合も3週間かかった。
正直、この時点では検査結果が治療にどう影響するかはよく分かっていなかったけど、検査結果が良くない事はある程度予測できてた。だって何の問題も無かったらすでに妊娠してるはずだから。
それもあって、予約時間前に食ったやよい軒のホッケ定食の味はしなかったし、それを食ってる俺の手が震えてたのは今でも覚えてる。
検査結果は予想通りだった

そして、気になる検査結果。まず医者から言われたのは
1つだけ残念なお知らせがあります。
秒で察した。
ぜってぇーヤバいやつやん。
沢山ある検査項目の中で決定的なのがAMH検査の値だった。AMH値は女性が持つ残りの卵子数を推測する値の事で、最近は一定以上の規模のクリニックだと必須の検査項目になってるもの。
当然、加齢にとって右肩下がりにはなるんだけど、個人差も大きいのが実態。そして1を下回ると低AMHに分類されて早期の治療ステップアップが推奨されるというカラクリ。
ちなみに、治療ステップアップとは不妊治療で検討される治療ステージを次に進めること。
- タイミング療法
- 人工授精
- 体外受精
そんなAMH値の年齢ごとの統計データをグラフ化したのが下記。

そこで妻のAMH値の検査結果は0.336。これは医者が言うには
このまま自然妊娠を継続しても良いけど、早期閉経の可能性が否めない。私としてはタイミング療法と人工授精は飛ばして体外受精の検討を推奨する。
とのことだった。これが体外治療を検討するまでの流れ。
下手すれば夫婦関係終わる

その後の治療進捗と、転院を検討した話は別の記事でまとめるけど、先述した通り妊活中の悲報は精神やられる。
いや、女性の方がしんどいのは分かってる。とはいえ、男もそれなりのものを負ってる。そして一瞬でも感情のコントロールをミスって言葉選びを間違えれば、夫婦関係に亀裂が入る可能性もあるし、最終的に夫婦間にどうしても埋められない溝ができれば、破局を選ぶ男の気持ちも理解した。
一応、俺の場合その予定はないけど、検査結果を知らされた後は流石に名古屋の街を夜中までさまよったし、流産と早期閉経の可能性の告知を受けた後に俺が妻にかけた言葉が最適だったのかは謎。
要するに、下手に言葉にするくらいなら黙っとくのがベストって話なんだけど、そんな不妊治療の進捗は別の記事でまとめる。今回は以上。
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