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しばらく前、Netflixを観るために50インチのスマートテレビを購入したんだけど、Netflixを観るにはもちろんネット接続が必要。せっかくなら安定してネット使うために有線接続したい。
俺は基本的にケーブルなんて繋がればどんな配線でもいい派なんだけど、流石にルーターからテレビに繋がるLANケーブルを中に浮かせるわけにはいかない。
そこでLANケーブルを壁に這わせたいんだけど、賃貸だから壁に穴を開けることはできない。
ということで壁に穴を開けずに15mのLANケーブル配線する方法を模索した結果、なんとか無事テレビを有線接続することができたから俺が実践した方法を紹介する。
この記事を読むことで得られる情報
- 壁に穴を開けずにLANケーブルを配線する方法が分かる
賃貸でも壁に穴は開けて大丈夫
「賃貸の壁に穴は開けちゃだめ」っていうのは賃貸住みの共通認識だと思ってたんだけど、ふと気になったのが今俺が住んでるアパートの壁。
いや、穴空きすぎじゃね?
もちろんこれらの穴は入居時からこんな感じで穴を開けたのは俺じゃない。
俺は18歳で実家を離れて以降このアパートが4軒目なんだけど、ここまで壁に穴が空いてる物件は初めて。
そこで、そもそも賃貸物件における壁穴事情について詳しく調べてみたところ、賃貸でも画鋲とか小さい釘サイズの穴であれば開けても大丈夫だということが判明した。
詳細は国土交通省作成の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に明記されていて、借主は壁に開けた穴の修復費を負担をする必要はないらしい。
ポスターやカレンダー等の掲示は、通常の生活において行われる範疇のものであり、そのために使用した画鋲、ピン等の穴は、通常の損耗と考えられる。
でもこの文言で1つ引っかかるのが「通常の生活において行われる範疇」の部分。
カレンダーとか、メモ板的なものを固定する分には問題ないと思うんだけど、十数メートルのLANケーブルを壁に固定するために開けた穴は「通常の生活において行われる範疇」に該当するのかというと微妙。
壁に穴を開けずにLANケーブルを壁に固定する方法
そこで壁に穴を開けずにLANケーブルを壁に固定する方法がないか探してみたところ、ちょうど良いやつを見つけた。
それが「VIAKYのコードクリップ」。
作りはかなりシンプル。
裏面が両面テープ式になっていて、
壁に貼り付けて、
コードを通すだけ。
クリップは50cmくらいの間隔で配置してあげると弛みが少なくいい感じで配線できる。
ちなみにコードを通す部分は返しがついているからコードが抜け落ちる心配はいらない。
今回の作業設計図
LANケーブルを壁に固定するだけだから、正直これ以上説明することはないんだけど、一応今回の作業設計図は下記。
Wi-Fiルーターは中継機として機能していて、実際に配線する距離は10メートル。
ちなみに中継機は家の中の光回線が届きにくいところに安定してWi-Fiを飛ばすための手法なんだけど、詳しい説明と俺が試した中継機設定方法は下記にまとめているから気になる人は参考にしてほしい。
【WSR-2533DHPL 中継器 レビュー】測定大幅改善可能
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話を戻して今回は配線距離が10メートルあるから、ゆとりを持って15メートルのLANケーブルを購入した。
後は配線したい場所に「VIAKYのコードクリップ」を貼り付けて、
コードを通すだけ。
完成。
写真で見るとほとんど目立たない程度に配線できた。
後、今回俺が有線接続をするスマートテレビはハイセンスの「50E6G」。ハイセンス「50E6G」は50インチで4Kに対応しているのに価格が5万円と超破格。
【50E6G レビュー】必要な機能だけの50型TV。それがいい
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LANケーブルを綺麗に壁に固定するコツ
一応、今回俺がLANケーブルを壁に固定する作業を通して感じたLANケーブルを綺麗に壁に固定するコツについても書き残しておきたい。
- ケーブルとクリップ色は壁と似た色を選ぶ
- クリップを壁に貼る前に壁を軽く拭く
- 配線環境に合わせてケーブルの形状を選ぶ
1つずつ解説する。
ケーブルとクリップ色は壁と似た色を選ぶ
ケーブルとクリップはなるべく目立たせなくないから、壁と似た色のものを選ぶのが最適。
というのもあって俺はLANケーブルもクリップも壁と同系色のものを選んだ。
クリップを壁に貼る前に壁を軽く拭く
「VIAKYのコードクリップ」を壁に貼る前に接着する場所は軽く拭くのがおすすめ。
というのも「VIAKYのコードクリップ」は両面テープで壁に貼り付けるシンプルな作りだから、壁が汚れてると場所によってはコードの重さでクリップが剥がれ落ちてしまうんだ。
配線環境に合わせてケーブルの形状を選ぶ
俺が今回LANケーブルを選ぶ時に基準にしたのはその価格で、とりあえず安いLANケーブルを選んだ。
その結果この出来栄えで俺的にはまぁ問題ないかなと思ってるんだけど、人によってはもっと綺麗に配線したい人もいるはず。
そんな時は配線箇所の環境によってLANケーブルの形状を選ぶのがおすすめ。
具体的にLANケーブルには下記の2種類があるんだけど、
【スタンダードタイプ】
おすすめ配線場所
- 固定箇所にドア等の狭い部分がない
- 上下左右の湾曲箇所が多い
【フラットタイプ】
おすすめ配線場所
- 固定箇所にドア等の狭い部分がある
- 上下左右の湾曲箇所が少ない
配線箇所のドアと湾曲の有無によってケーブルの種類を選ぶと綺麗に配線できる。
ということでLANケーブルを壁に配線しようと思ってる人は、配線箇所に応じてLANケーブルを選び分けるのがおすすめ。
ということでこの記事が壁に穴を開けずにLANケーブルを配線する方法を模索してる人の参考になれば嬉しい。
ちなみに、このブログでは「健康管理ガジェット」と「薄毛治療」について取り扱っていて、それぞれはカテゴリページでまとめています。(➡️健康管理ガジェット)(➡️薄毛改善)
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