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コラム・失敗話

【iPhone卒業】スマホが壊れそう。Android含めどのスマホに買い換えるか考える

今使っているiPhoneがもうすぐで購入してから5年目に差し掛かりそうなんだけど、最近スマホの調子が悪い。スマホの1年は人間界では20年だから、人間の年齢に換算するとちょうど80歳を超えたあたり。よく頑張ってくれている。

今までは壊れても何も考えることなくiPhoneの最新シリーズを購入していたんだけど、最近のiPhoneには値段程の魅力を感じなくなってきた。

Androidスマホは完全にDTなんだけど、お金は賢く使いたい。

そこで次どのスマホに買い替えるかiPhone以外のスマホも視野に入れて今のうちに考えてみようと思うんだけど、先に結論を言うと「古いiPhoneが動作するうちに買い替えるのであれば下取り前提で「Google Pixel 7」、古いiPhoneが滅んだ後に買い替えるなら「Xiaomi 11T Pro」」

いきなり言われてもワケ昆布だと思うのでこの記事ではなぜその結論に至ったのかに加えて、結局自分がどのスマホを選んだのかを解説していく。

 

この記事を読むことで得られる情報

iPhoneの最新機種にこだわりがないならどのスマホを買うのがベストかわかる

 

スマホが壊れそう

冒頭でも触れたんだけど、2018年にiPhoneXSを購入して今月で5年目を迎えるんだけど、最近スマホの調子が悪い。

バッテリーは交換したばかりだからいいんだけど、数ヶ月前からYoutubeが止まったり、カメラを起動すると真っ暗になるみたいなことが頻発している。

いろいろ調べたけど、公式に確認されている不具合は見当たらなかった。つまり我がiPhoneXSの死が近い。

これまでの経験からいうとスマホってこんな感じになると一気にガタがきて突然使えなくなる。

今までは壊れても最新のiPhone機種を買うことが多かったんだけど、最近のiPhoneには値段程の魅力を感じない。

ということで、iPhone以外のスマホも視野に入れて次どの機種にするか考える。

 

スマホの性能はこれ以上上がらない

スマホのスペックは2年ほど前に頭打ちになった。らしい。マコなり社長とガジェマガのトーマスさんが言っていた。

iPhoneを見ていても2020年に発売されたiPhone12シリーズ以降、大々的な進化をしなくなっている。

だからSamsungみたいに折りたたみ型のスマホとか、Nothing Phoneみたいなデザインに遊びがあるスマホが話題になる。

つまりiPhoneから他メーカーに移行するのは今。いつかAndroidに乗り換えようと思いつつも少し後ろめたさを感じながらiPhoneを使い続けている人ならこの気持ちがわかるはず。

後、最近iPhoneがスマホ界隈で高級ブランド化しているのにちょっと違和感を感じている。最新版iPhoneを持つことがどこかしらステーテス化している。くだらん。まあ、第一にAppleがそういうマーケティングをしているんだけど。

何が言いたいかと言うと、スペックにお金を払うという意味合いではiPhoneの最新モデルを追い続けるメリットは無い。

 

どのスマホにするか決める

やっと本題。どのスマホに買い換えるかを考える。

 

何にお金を払うのか?

なんだかんだ言ってこれまでiPhoneしか使ってこなかったからiPhone以外から選ぶとなると選択肢が多すぎで何を基準にしていいかわからない。

一旦落ち着いて考えると、自分がお金を払うべきはスペック。自分が普段スマホを使う上で十分なスペックがあればどのスマホでもいい。

 

用途を洗い出す

じゃあどれくらいのスペックが必要なのかなんだけど、普段自分が使っているアプリを元に必要な用途洗い出す。

ざっくりこんな感じ。

  • Youtube視聴
  • チャット:Line、Messenger
  • SNS:Twitter、Instagram
  • バーコード決済、おサイフ機能
  • その他情報取得系アプリ
  • 写真撮影:綺麗な写真というより記録用
  • ゲームは全くしない

ちなみにiPhoneのScreen Timeでの直近1週間のアプリ使用状況はこんな感じ。

ゲームをしないからスペックを最重要視する必要はなさそう。それにしてもYoutube見過ぎ。

 

今使っているスマホのスペック

次のスマホに求めるスペックを決める前に今使っているiPhoneXSのスペックを確認しておきたい。

機種名iPhoneXs
CPUA12 Bionic チップ
バッテリー2,658mAh
ストレージ64GB
ディスプレイ5.8インチ/有機EL
*おサイフ
カメラデュアル12MPカメラ
防水IP68
セキュリティー顔認証

*おサイフ:おサイフケータイのこと。

おサイフ機能があることでSuicaとかクイックペイが使える。

 

次のスマホに求めるスペック

次のスマホに求める具体的なスペックを優先度順に並べる。

  • 予算:上限10万円(別に10万円かけたいわけじゃない。スペックが足りていれば安いほうがいい)
  • Simフリー対応か
  • CPUは予算範囲内で可能な限り上位スペック
  • バッテリー容量は予算範囲内で最大
  • おサイフ機能搭載か
  • AirPods対応か
  • ストレージは64GB以上
  • カメラを含めその他のスペックは現状と同等以上であればOK

Simフリーであることが前提。今使っている格安Simはそのまま使いたい。

 

iPhoneなら「iPhone13」

別にiPhoneが嫌いなわけじゃない。なんだかんだ言ってこれまで10年間はiPhoneユーザー。

ノートPCは今年発売した最新型のMacbook Airを使っているしiPadも持っている。

でも今回に関してはスペック重視で選ぶから条件から外れれば潔くAppleから離れる。

で、今Appleが取り扱いをしているiPhoneは下記の6機種。

  • iPhone14 Pro Max
  • iPhone14 Pro
  • iPhone14
  • iPhone13
  • iPhoneSE
  • iPhone12

まず、iPhone14シリーズは予算オーバーのため除外。

ちなみに、iPhoneは下取りサービスがある。公式ページで確認してみたところ、もうすぐで5歳を迎える我がiPhoneXSも下取りの対象で最高19,000円割引になる。

iPhoneSE、iPhone12、iPhone13を比較することこんな感じ。

機種名iPhoneXSiPhoneSEiPhone12iPhone13
価格-¥62,800¥92,800¥107,800
下取り後-¥43,800¥73,800¥88,800
CPUA12 Bionic チップA15 BionicチップA14 BionicチップA15 Bionicチップ
バッテリー2,658mAh2,018mAh2,815mAh3,227mAh
ストレージ64GB64GB64GB128GB
AirPods対応
ディスプレイ5.8インチ/有機EL4.7インチ/有機EL6.1インチ/有機EL6.1インチ/有機EL
おサイフ
カメラデュアル12MPシングル12MPデュアル12MPデュアル12MP
防水IP68IP67IP68IP68
セキュリティー顔認証指紋認証顔認証顔認証

iPhone SEは今使っているスマホよりスペックが想像的に劣るので除外。

残るはiPhone12、iPhone13なんだけど、バッテリーとCPUの向上に15,000円払う価値があるかどうか。

iPhone12とiPhone13のバッテリースペックをもう少しこまかく比較するとこんな感じ。

iPhone12iPhone13
ビデオ再生17時間19時間
ストリーミング再生11時間15時間
オーディオ再生65時間75時間

CPUはというとiPhone13に搭載されているA15 Bionicチップが圧倒的に優位。

15,000円払う価値はありそう。

ということでiPhoneなら「iPhone13」。

 

Androidから選ぶ

下記のメーカーから選ぶことにした。

  • Google Pixel
  • Samsung Galaxy
  • Xiaomi

Samsungは世界のスマホ市場で1位、XiaomiはAppleについで3位のシェアを持っている。Google Pixelは最近評判がいい。

とりあえず、各メーカーでSimフリー対応かつ、10万円付近以下で販売されている機種を洗い出す。

Google Pixel

  • Google Pixel 7 Pro
  • Google Pixel 7
  • Google Pixel 6a

Samsung

  • Galaxy M23 5G

Xiaomi

  • Xiaomi 11T Pro
  • Xiaomi 11T
  • Mi 11 Lite 5G

それぞれのメーカーにもiPhoneでいうところの「Pro Max > Pro > #」の様にいくつかランクがある。

ざっくりいうとこんな感じ

  • Google Pixel:Pro > #
  • Samsung Galaxy:S > A(Zシリーズは折りたたみ)
  • Xiaomi:Xiaomi > Redmi > POCO

それぞれのシリーズを比較するとこんな感じ

Google Pixelなら「Google Pixel 7」

機種名Google Pixel 7 ProGoogle Pixel 7Google Pixel 6a
価格¥124,300¥82,500¥53,900
下取り後¥101,200¥55,980¥33,050
CPUGoogle Tensor G2Google Tensor G2Google Tensor
メモリ12GB8GB6GB
バッテリー5,000mAh4,355mAh4,410mAh
ストレージ128GB128GB128GB
AirPods対応
ディスプレイ6.7インチ/有機EL6.3インチ/有機EL6.1インチ/有機EL
おサイフ
カメラトリプル50MPデュアル50MPデュアル12.2MP
防水IP68IP68IP67
セキュリティー顔認証/指紋顔認証/指紋指紋認証

驚いたのが、Google Pixelの下取り対象にiPhoneが含まれているということ。

購入する端末によって下取り価格が異なるのは謎なんだけど、今自分が使っているiPhoneXSも下取り対象なのは嬉しい。

とはいっても、査定額が特定額より下回ると下取りの対象にはならない。ということで下取り価格は最安値で計算している。

で、どれを選ぶかなんだけどまず、予算の関係上Google Pixel 7 Proは除外。

のこった「Google Pixel 7」と「Google Pixel 6a」を比較すると「Google Pixel 6a」の方がバッテリー容量は若干勝るものの、総合的なスペックとしては「Google Pixel 7」が上。

ということでGoogle Pixelなら「Google Pixel 7」。

 

Samsungは高価格&Simフリー版無し

残念ながらSamsungにはSimフリーモデルがない。

先述の通りSamsungのフラッグシップモデル(各メーカーでの最高スペック。iPhoneでいうところの"Pro Max")はSシリーズなんだけど、国内ではauとdocomoが独占して取り扱いをしている。キャリア契約はしたくない。

Galaxy S22シリーズは見た目もかっこ良くて気になっていたんだけど残念。

海外からSimフリー版を買う方法もあるんだけど、価格が高いのと、技適マークがついていないので国内利用は電波法的にアウト。

詳しくは「【中国スマホ】技適マーク無しのスマホが違法なのに捕まらない理由」を参考にしてほしい。(参考:ガジェマガ

このままSamsungは除外かと思っていたんだけど、1つだけSimフリー対応の機種があった。「Galaxy M23 5G」。

機種名Galaxy M23 5G
価格¥40,975
下取り後-
CPUSnapdragon 750G 5G
メモリ6GB
バッテリー5,000mAh
ストレージ128GB
AirPods対応
ディスプレイ6.6インチ/液晶
おサイフ×
カメラトリプル50MP
防水×
セキュリティー顔認証/指紋

バッテリーとカメラの性能は良い。でも、おサイフ未対応、液晶ディスプレイは痛い。あと価格的にもGoogle Pixel、後述するXiaomiと比較すると魅力に欠ける。

 

Xiaomiなら「Xiaomi 11T Pro」

Xiaomiを知らない人のために説明すると。世界スマホシェアで3番目に君臨していて、スマホ以外にもウェアラブル端末だったり、スマート家電を取り扱っている中国の企業。

(引用)

そのXiaomiが作っているスマホからは下記の3つを比較対象にした。

  • Xiaomi 11T Pro
  • Xiaomi 11T
  • Mi 11 Lite 5G

先述の通りXiaomiのスマホのフラッグシップモデルは「Xiaomiシリーズ」なんだけど、上記3機種はその中のトップ3。

機種名Xiaomi 11T ProXiaomi 11TMi 11 Lite 5G
価格¥69,800¥54,800¥43,800
下取り後---
CPUSnapdragon 888MediaTek Dimensity 1200-UltraSnapdragon 780G
メモリ8GB8GB6GB
バッテリー5,000mAh5,000mAh4,250mAh
ストレージ128GB128GB128GB
AirPods対応
ディスプレイ6.67インチ/有機EL6.67インチ/有機EL6.55インチ/有機EL
おサイフ×
カメラトリプル180MPトリプル180MPデュアル64MP
防水IP53IP53IP53
セキュリティー指紋指紋顔認証/指紋

「Xiaomi 11T」がおサイフに対応していないのは痛い。であれば15,000円上乗せして「Xiaomi 11T Pro」を選ぶ。

「Mi 11 Lite 5G」は指紋と顔認証対応で、上位機種の「Xiaomi 11T Pro」が指紋認証のみなのは気になるけど、どちらかと言えば指紋の方が便利だから問題ない。

2つを比較するとスペックは圧倒的に「Xiaomi 11T Pro」の方が上。

ということでXiaomiなら「Xiaomi 11T Pro」。

 

「iPhone13」「Google Pixel 7」「Xiaomi 11T Pro」比較

最後に「iPhone13」「Google Pixel 7」「Xiaomi 11T Pro」から1つに絞る。

機種名iPhone13Google Pixel 7Xiaomi 11T Pro
価格¥107,800¥82,500¥69,800
下取り後¥88,800¥55,980-
CPUA15 BionicチップGoogle Tensor G2Snapdragon 888
メモリ-8GB8GB
バッテリー3,227mAh4,355mAh5,000mAh
ストレージ128GB128GB128GB
AirPods対応
ディスプレイ6.1インチ/有機EL6.3インチ/有機EL6.67インチ/有機EL
おサイフ
カメラデュアル12MPデュアル50MPトリプル180MP
防水IP68IP68IP53
セキュリティー顔認証顔認証/指紋指紋

まずメーカーがバラバラで優劣が分かりにくいCPUから見ていく。

分かりやすく並べるとこんな感じ。

A15 Bionicチップ > Snapdragon 888 > Google Tensor G2

とはいっても厳密にはそこまで大差はなくて、ベンチマークの結果はこんな感じ。

  • A15 Bionicチップ vs. Snapdragon 888

  • Snapdragon 888 vs. Google Tensor G2

  • A15 Bionicチップ vs. Google Tensor G2

(参考)

あとは価格、バッテリー、ディスプレイサイズのどれに優先度を置くかなんだけど、今回は価格が最優先。ということで「iPhone13」は除外。

残るは「Google Pixel 7」と「Xiaomi 11T Pro」なんだけど、「Google Pixel 7」の下取りサービスには1つ注意が必要。査定額が見積もり額の75%に達しなかった場合は自動返却される。(参照)

つまり、下取り額が差し引かれる前提で「Google Pixel 7」を注文しても、査定額が見積もり額の75%に達しなかったら定価で買わないといけない。

ということで論点は「iPhoneXSが動作する今のうちに買い替えるのであれば「Google Pixel 7」(下取り前提)、iPhoneXSが滅んだ後に買い替えるなら「Xiaomi 11T Pro」」。

結論、「Xiaomi 11T Pro」に買い替える。

というのも現時点では可能な限り出費を抑えたい。ということでiPhoneXSは滅ぶまで使う。

 

問題はどう使うか

今回、大手企業のスマホメーカーを比較したんだけど、傾向としては「ブランド品と化した"iPhone"とスペックで競い合っているその他」ってな印象。

今回は予算の都合上iPhone14シリーズは比較対象にしなかった。でも、iPhone14Pro Maxは高いがスペック的には他社のスマホと比較しても最高レベル。

最新型のiPhoneを持つことがステータス化している話は先述した通りなんだけど、問題はどう使いこなすか。仕事であれゲームであれスペック相当に使うのであれば買う価値はあるし、スペックを持て余すのであれば、スマホの選び方を考えなおした方が良さそう。

もちろんAndroidスマホにも同じことは言える。

そいった中でも今回最後まで悩んだ「Google Pixel 7」「Xiaomi 11T Pro」は価格も安いしスペックも優秀ということで乗り換えを検討している人にはおすすめ。

 

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  • この記事を書いた人

Yasu

南国宮崎出身。2022.7に会社を辞めて現ブロガー兼Youtuber。好きなもの:刺身盛合わせ、格闘技。嫌いなもの:八方美人。筋トレ、睡眠、ダイエットで生活をアップデートする情報を発信中 詳細な自己紹介 →【トルマンブログ自己紹介】 不器用なりに下した決断。

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