この記事はこれまでのAGA治療の経験から得た情報を全てまとめた「総集編」です。
他の記事を読んでいなくても、今現在薄毛で悩んでいる人がAGA治療の概要を理解できるようにまとめました。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
AGA治療ガイドマップ
まずこのブログで触れているのは。AGA。つまり男性型脱毛症。
というのも一部の情報では薄毛=AGA。「だから今すぐAGA治療へ。」みたいな風潮もあって個人的にはちょっと説明不足感を抱いてる。
というのも薄毛はAGAだけじゃない。場合によってはインフルエンザやコロナを含む感染症が原因で一時的な抜け毛が起きてるだけかもしれないし、人によっては円形脱毛症の様な別の脱毛症を引き起こしてるかもしれない。
そこでまずは下記を参考に、そもそも自分がAGAなのかを慎重に観察してほしい。
AGA治療は10割負担の自由診療
まず、理解しておきたいのはAGA治療は自由診療。つまり10割負担。そして自由診療の価格は各医療機関が個別に設定する事ができる。その結果価格競争が激化してるのが今現在のAGA業界。
そんな業界が顧客を逃すわけがない。特に抜け毛はないけど、なんとなく見つけたクリニックでカウンセリングを受けたら
AGAの症状が出始めていますね
で不意に「内服薬を飲み始めることになった」みたいな話は珍しくない。
という事で今回は「そもそもAGA治療が不要な人」から始まり、「治療が必要な人」それぞれが可能な限り正しい決断に辿り着くべく、AGA治療の総集編としてこれまでこのブログで投稿したきた情報全てを整理した。
当然最終的な判断は読者に委ねるけど、その一助になれば嬉しい。
【AGA診断①】抜け毛の箇所で判断
まず最初の判断ポイントは抜け毛の箇所。というのもAGAは前頭部(おでこ)の生え際と頭頂部(つむじ周辺)もしくはそのどちらかが薄くなるのが特徴。
つまりそれ以外の側頭部や、うなじ周辺の毛だけが抜ける場合はAGAではない可能性が高く、別の脱毛症を疑った方が良いことになる。
【AGA診断②】抜け毛の太さで判断
次に抜け毛の太さから判断する方法。まず先に言っておくと、これには個人差があることは理解してほしい。
結論正常な抜け毛は長くて太く、AGAを発症している場合は短くて細いのが特徴。そのためにまずはAGAの発症メカニズムを理解する必要がある。
AGA発症のメカニズム
実は自分たちの髪の毛は4~6年周期で生え替わりをしている。これをヘアサイクルと呼ぶ。つまり髪の毛は生えてから自然に抜け落ちるまでに4~6年かかるんだけど、このサイクルを短縮化するのがAGAなんだ。
AGAの発症原因は「テストステロンが5αリダクターゼによってDHT化する〜」という話は他の記事でも触れているけど、要するにAGAは遺伝。
この流れで1日の抜け毛の本数についても軽く触れておきたい。まず、AGA関係なく普段から自分達の髪の毛は常に生え変わりしていて、日々抜け落ちる髪の毛の本数は約100本といわれている。そしてそれを最も認識しやすいのがシャンプー中。これは当然。
でも自然に抜け落ちる毛髪と、AGAが原因で抜け落ちる毛髪には違いがあって、具体的に自然に抜け落ちる髪の毛は長くて太いのに比べて、AGAが原因で抜け落ちる髪の毛は相対的に短くて細いのが特徴。
そして、これは先述したAGAのメカニズムが関連しているんだ。でもこれを見分けるには自分の抜け毛をよく観察する必要があって、
これは自分の抜け毛を写真に撮ったもの。左が短くて細い髪の毛で右が長くて太い髪の毛。よく見ないと分かりにくいけど、自分が薄毛治療を発症した時は左側の様な髪の毛が大量に抜けてた記憶がある。
つまり何が言いたいのかというと、太くて長い髪の毛ばかり抜けてる状態はAGAではない可能性があるからしばらく様子を見た方がいいという話。
【AGA診断③】抜け毛の時期で判断
3つ目は抜け毛のタイミング。AGAじゃなくても誰しも別の原因で抜け毛が増える時期があるという話。
具体的には感染症(コロナやインフルエンザ等)にかかった時と、季節的な抜け毛。
感染症が原因での抜け毛
実は数ヶ月前、39度の熱が数日間続いたことがあった。不幸にも倒れた時期がちょうど年末年始で病院が閉まってたこともあって、診察を受けることができなかったんだけど、その後味覚がなくなったことを踏まえると何かしらの感染症に罹っていたのではないかと思う。
問題はその後。熱が下がってから約2ヶ月間抜け毛が増え、一時的に頭髪が薄くなった。
そこで、お世話になってるAGAクリニックの主治医に相談したところ、「AGA関係なく感染症が原因で数ヶ月間抜け毛が増えることがある」との事だった。
つまり感染症に罹った後に増える抜け毛は、AGA起因ではない可能性があるから、治療には急がず数ヶ月間は様子を見たほうがいいという話。
秋口は抜け毛が増加する
実は秋口になると抜け毛が増える傾向にある事がわかっているんだ。これは夏の間に浴びた紫外線が原因と言われている。
とはいえ季節と抜け毛の関連性には諸説あることは前置きさせてほしいんだけど、興味深いのはGoogle上での「抜け毛」の検索件数推移を見ると毎年10月付近に抜け毛に悩む人が多いということ。
つまり、秋口に増える抜け毛は季節的なものが関連している可能性があるから、治療に急がずしばらく様子を見た方が良いという話。
前半のまとめ
ひとまずここまでの内容をまとめると、
- 前頭部と頭頂部の抜け毛がない場合はAGAではない可能性が高い
- 太くて長い髪の毛だけが抜けている状態はAGAではない可能性がある
- 感染症の後もしくは秋口の抜け毛はAGAではない可能性が高い
つまり治療に急ぐ前にまずは抜け毛の状態をよく観察してほしいという話。
でも逆に、これらに当てはまらない場合や、過去に体験したことがないレベルで明らかに見た目で薄毛が判断できる場合はAGAの可能性がある。ということでここからは薄毛治療について解説する。
続き部分の目次は下記。
AGA治療編
- 効果のないAGA対処法
- AGA治療薬は3つ
- 価格重視で治療を受けたい
- 長期的な減薬を検討した治療を受けたい
効果のないAGA対処法5つ
とはいえそれでも発症するのがAGA。というのもAGAの発症は20代後半から30代にかけて顕著になり、全年齢を平均すると約3人に1人が発症することがわかっているんだ。ちなみに自分が「あ、ダメだわ」と現状を受け入れた頃の写真が上(in 上高地)。
そして後になって分かった、実は効果のない薄毛対策法が下記。
効果のないAGA対処法
- サプリ
- ヘアケアシャンプー
- 頭皮マッサージ
- 生活習慣の見直し
- ミノキシジル外用薬
簡単に説明すると、まず1~4ではAGAの根本的原因に対処することができないんだ。
問題は5つ目のミノキシジル外用薬。誤解が無いように述べると、まずミノキシジル外用薬に発毛効果があるのは本当。自分もAGA発症当初、薬局で購入したミノキシジル外用薬で極々僅かな発毛効果を体感した。が、満足のいく効果を得ることはできなかった。
というのもミノキシジル外用薬では顕微鏡で見た時に確認できる極めて限定的な治療効果しか得られないことが分かっているんだ。これは各AGAクリニックの症例写真にミノキシジル外用薬だけで劇的な治療に成功した事例がないことから納得がいく。
そこで検討すべきなのが内服薬。ということでここからは自分が今現在も服用している内服薬について、副作用も交えつつ説明する。
効果があるAGA治療薬は3つだけ
まず薄毛治療で使用される内服薬の効果と副作用は下記。
名称 | 効果 | "主な"副作用 |
ミノキシジル | 髪の毛を生やす | 多毛症、むくみ、動悸、初期脱毛 |
プロペシア(フィナステリド) | 抜け毛予防 | 初期脱毛、性欲減退 |
デュタステリド | 抜け毛予防(プロペシアより強力) | 初期脱毛、性欲減退 |
ちなみにフィナステリドはプロペシアのジェネリック医薬品。
自分は2020年の夏から現在にかけてフィナステリドとミノキシジルを服用中。(執筆時点では妊活のためフィナステリドを休薬中)。
薄毛治療の流れ
ここで薄毛治療の流れについて触れる。分かりやすく整理すると下記。
- フィナステリド
- フィナステリド + ミノキシジル
まず薄毛進行が比較的初期の場合に検討されるのがフィナステリド。良く例えられるのが穴の空いたバケツ理論。穴の空いたバケツに水を貯めるには水を入れる(ミノキシジルで発毛を促す)より穴を塞いだ(フィナステリドで抜け毛を阻止する)方が治療効果を期待しやすいという話。
でも、一定以上進行したAGAはフィナステリドだけでは対処しきれないんだ。そこでミノキシジルの併用を検討するという流れ。つまりミノキシジルを服用する場合はフィナステリドと併用するのが一般的。
ちなみに最近のAGAクリニックのほとんどはオンライン診察に対応していて、自宅で診察後、治療薬を郵送で受け取ることが可能。
話を戻す。気になるのはその価格。先述したとおりAGA治療は自由診療だから、その価格はクリニックによって様々。クリニックによって単剤の処方額が数千円〜1万円超えと幅が広い。
そこで、ここからは「価格重視」と「価格以外の要素を優先する」場合のクリニック選びについて解説する。
ちなみにオンライン診察に抵抗がある人に向けて、全国のAGAクリニックの店舗一覧をまとめた記事は下記。
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【最新版 AGAクリニックおすすめ】都道府県別一覧【価格一覧付き】
続きを見る
価格重視で治療を受けたい【比較表】
まず内服薬でのAGA治療は断念しない限り永続する。つまり経済的負担を可能な限り抑えたい。
そこでオンライン診断に対応してる大手AGAクリニック21社の処方薬の価格をフィナステリド単剤(1mg)、ミノキシジル(5mg)と併用した2パターンで羅列したのが下記。
AGAクリニック価格表一覧
クリニック名 | フィナステリド | フィナ + ミノキ |
銀座総合美容クリニック | ¥2,000 | ¥14,100 |
レバクリ | ¥2,819 | ¥4,834 |
ゴリラクリニック | ¥3,000 | ¥7,500 |
湘南美容クリニック | ¥3,000 | ¥7,500 |
DMMオンラインクリニック | ¥3,483 | ¥8,727 |
東京オンラインクリニック | ¥3,600 | ¥7,000 |
EAST駅前クリニック | ¥3,740 | ¥11,550 |
ヘアーズ | ¥3,800 | ¥7,125 |
クリニックフォア | ¥3,814 | ¥9,217 |
ヘアテクト | ¥3,960 | ¥9,900 |
ふくろうアイクリニック | ¥4,000 | ¥7,000 |
TODOKU クリニック | ¥4,000 | ¥11,210 |
e-life | ¥4,050 | ¥7,110 |
TOMクリニック | ¥4,400 | ¥11,000 |
Dクリニック | ¥4,400 | ¥27,500 |
駅前AGAクリニック | ¥4,620 | ¥10,120 |
新宿AGAクリニック | ¥4,620 | ¥10,120 |
ファイヤーメンズクリニック | ¥5,500 | ¥18,700 |
AGAスキンクリニック | ¥6,600 | ¥17,600 |
東京AGAクリニック | ¥6,600 | ¥27,500 |
ウィルAGAクリニック | ¥7,700 | ¥18,000 |
価格は3ヶ月分をまとめ買いした場合の金額を、さらに月額換算して記載した。理由はこれから治療を始める人が最も検討しやすいのが3ヶ月分のまとめ買いだから。
というのも先述した様に薄毛治療は基本的に継続して行うことになる。そして治療薬の効果を実感できる最短期間が約3ヶ月。
つまりせっかくクリニックがまとめ買い割引を提供している中、単月分を購入するのは割高。逆に12ヶ月分を一気にまとめて購入するのは、一度の出費額が多いのに加えてもし薬が体に合わなかった場合のことを考慮すると検討しづらい。
そこで3ヶ月分の金額を比較対象にしたというわけ。そして下線部分がそれぞれを最安値で提供しているクリニック。
薄毛進行初期なら銀座総合美容クリニックがおすすめ
まず薄毛進行が初期の場合は銀クリがおすすめ。というのも銀クリはフィナステリドを月額2,000円で処方しているから。
1つ知っておくべき点は銀クリが月額2,000円で処方しているフィナステリドは濃度が0.5mgという事。これは他クリニックの1mgと比較すると半分の量。しかし、薄毛進行が軽度な場合のフィナステリドは"0.2mg"でも十分に効果を期待できることが分かっているんだ。それを解説したのが下記。
-
【フィナステリド 1mg vs 0.2mg 効果】どっちにすべきか
続きを見る
加えて副作用を考慮すると、内服薬は少量から導入を検討するのが最適。そういった意味でもまずは銀クリを検討するのがおすすめ。
ある程度薄毛が進行している場合はレバクリがおすすめ
対してある程度薄毛が進行している場合、フィナステリドに加えてミノキシジルの併用が推奨されるのは先述した通り。その場合はレバクリを検討するのが最適。
自分も過去にレバクリで治療を受けていて、内服薬はこんな感じで届く。(上記)
ちなみにレバクリの12ヶ月分の定期購入だと、フィナステリドとミノキシジルを月額換算で1,650円で購入することが可能。
以上が薄毛の進行状況に合わせて、価格重視で治療を検討する場合の最適なクリニック選び。
長期的な減薬を検討した治療を受けたい
一方、薄毛治療を検討している人の中には価格以外の要素を優先してクリニックを選びたい人もいるはず。
そんな人には結論、銀クリがおすすめ。理由は下記。
- 長期的な減薬を提示してくれる
- 治療薬の細かな濃度調整が可能
- カウンセリングが丁寧
長期的な減薬を提示してくれる
実は今現在自分は銀クリで治療を受けていて、一番の決め手になったのはこれ。
まず、先述した通り内服薬での薄毛治療は永続的。つまり基本的にはどのクリニックでも治療薬は継続して飲むように指示を受ける。これは過去に多数のクリニックでカウンセリングを受けた結果どこも同じだった。
そんな中、唯一長期的な減薬を提示してくれたのが銀クリだったという話。具体的には本人が満足のいく毛量に達した時点で、それまで毎日服用していた治療薬を段階的に減薬し、最終的に2日〜3日に1回の服用まで減らすという手法。
ちなみにこのカラクリについてカウンセリングで聞いてみたところ、銀クリではこれまでの患者の治療データをもとに、それぞれに合った治療プランを個別に提示しているとのことだった。
もちろん個人差はあるから中には減薬を実現できない場合もあるらしいけど、価格競争が激化しているAGA業界でこの戦略をとっているのは個人的にかなり信頼できるし、副作用のことを考慮しても長期的な減薬を検討するのは最適だと思う。
治療薬の細かな濃度調整が可能
後、銀クリでは治療薬の細かな濃度調整が可能。
フィナステリドについては先述した通り。銀クリではミノキシジルでも細かな濃度調整ができるのが強み。具体的に多くのクリニックではミノキシジルを5mg、7.5mg、10mgで処方している場合がほとんどなのに対して、銀クリは1mg、2mg、4mg、6mg、8mgのミノキシジルを処方している。
これは副作用が現れやすいミノキシジルを処方もしくは増薬する上では親切設計。
カウンセリングが丁寧
後、銀クリはカウンセリングが丁寧だった。これは言葉の通り。
ということで今現在、薄毛治療を検討している人に限らず、既に治療中の人でも長期的なことを踏まえた上でクリニックを選びたい人には銀クリがおすすめ。
という事で今回は自分がこれまでに学んだAGA治療の全てをここに詰めた。
この記事が薄毛で悩む人の参考になれば嬉しい。
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