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コラム・失敗話

【体験談】1年間の留学体験記と改めて考える留学を成功させるコツ

最近はコロナ流行もあって英語学習の手段としてオンライン英会話が主流になりつつあるんだけど、英語学習に加えて滞在先の生活だったり、日本とは全く違う文化の人と密に触れ合うことができるのが語学留学。

自分は2014年に1年間語学留学をしたんだけど、コロナも大分終息しつつあってこれから語学留学をする人も少しずつは増えてくるんじゃないかと思っている。

ということで今回は自分の留学体験記とこれから留学を計画している人に向けて語学留学を成功させるコツを解説する。

 

語学留学における成功とは

そもそも語学留学における成功は人それぞれではあるんだけど、自分なりの考えとしては下記。

  • 語学力を伸ばす
  • 海外の人と仲良くなってその国の価値観を知る
  • 現地の暮らしをする
  • 将来、長期滞在もしくは住みたい国を見つける

一番最初の語学力を伸ばすのは当たり前。ここが伸びなかったらただの長期旅行。

ということで下記では留学先で語学力を伸ばすコツに加えてその他3つに関して解説していく。

 

自分の留学内容

まず自分の留学内容としては下記。

  • フィリピン(セブ):2ヶ月
  • アメリカ(カリフォルニア):8ヶ月
  • 総額:約200万円(フィリピン50万円、アメリカ150万円)

留学にかかる費用に関しては全て両親に負担してもらった。本当に感謝。

 

国の選び方

結論、自分の好きな国を選ぶのが一番。

主にはイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、フィリピンから選ぶことになるんだけど、英語学習に関して影響するのはアクセントくらいで選ぶ国によって伸びる英語力に差は生じない。

選択肢の中にフィリピンが入っているのに疑問を持っている人のために一応説明すると、フィリピンは国の公用語として英語が使われていて現地の人でも一定水準以上の教育を受けている人はネイティブレベルに近い英語を話す。

フィリピンは物価も安いし人懐こい人も多いから留学先としてはおすすめ。

留学先の学校を決める手段として留学エージェントを使う方法があるんだけど、渡航になれているなら自分で手配した方がいい、右も左もわからない人はリスクの配慮と最新の現地情報を知った上で学校を決めることができるから利用するのは有り。

 

セブ留学

  • 学校:QQEnglish
  • 受講生の人種分布:日本人3、韓国人3、中国人2、台湾人2、その他1(ロシア、中東)

授業のレベルは初日に受けるペーパーテストと英語の面談が基になって決まる。

1コマそれぞれ別の先生なんだけど、レッスン内容は全てオンラインで管理されていて講師間で共有されている。

ちなみにQQ Englishはオンライン英会話も運営している。日本にいながら英語力を伸ばしたい人はオンライン英会話がおすすめ。

QQEnglish オンライン英会話詳細 >

 

1日の流れ

  1. 朝8時から夕方16時まで授業(1コマ50分 × 8コマ)
  2. その後はドミトリーに戻るか、外出

英語力を伸ばすためのコツ

アメリカ留学でも同様のことは感じたんだけど、まず大事なのは理解できないところは積極的に分からないことを意思表示すること。これに尽きる。

日本人同士の会話だとなんとなく相手の表情とか微妙な反応の違いで「こいつわかってないな」ていうのが分かるんだけど、海外では意思表示をしないと伝わらない。

教える側も積極性がある受講生の方が教え甲斐を感じるのは万国共通なのでネジ2本くらい外す感覚で積極的に発言をするのが大事。自分は留学期間の10ヶ月間はこれをかなり意識していた。

もし英語初心者で英語での質問の仕方が分からない場合は同じクラスの日本人で積極的に質問をしている人に話しかけてみるのもあり。

後、英語は留学してから勉強するという理由で留学前は勉強をしない人がいるんだけど、英語の勉強は事前にしておいた方がいい。実践的な英語の勉強方法が分からない人は下記で映画視聴で英語を勉強する方法を参考にしてほしい。

 

フィリピン留学を成功させるコツ

現地の人の暮らしを体験する

英語力を付けるだけであれば日本にいながらオンライン英会話を受けた方がいい。せっかくセブまで来たのであれば現地の人と近い水準の暮らしを体験するのがオススメ。

具体的には下記

  • ストリートフード
  • 繁華街での買い物
  • ジプニーに乗って出かける
  • 100円散髪
  • 離島に行く
  • ヒヨコになりかけの卵(バロット)を食べる
  • シヌゴグ祭
  • 歴史的教会巡り

これらを試すことで現地の人と密に関わることができることに加えて、自分の常識は他人の非常識ならぬ日本の常識は他国の非常識を体験できる。

後、フィリピンは日本ほど情報が整備されていない。日本であれば電車、バスの時間、お店の開店時間は全部ネット上で観れるけど、フィリピンは現地の人のみぞ知る情報が多い。後、場所によっては治安が悪いところもある。

だから情報収集が大事。主要な観光場所に関する情報であれば学校にパンフレットがおいてあることが多いけど、ニッチな場所に関する情報は現地の人じゃないと知らないこともあるから学校の先生だったり、タクシーの運転手に聞くのがおすすめ。

自分の国に興味を持ってくれている人に嫌な思いをする現地人はいないからスピーキング力アップも兼ねて積極的に情報収集することが大事。

 

カリフォルニア留学

  • 学校:

CEL サンタモニカ校4ヶ月
CEL サンディエゴ校4ヶ月

  • 受講生の人種分布:日本人2、スイス人3、ブラジル人3、その他2(メキシコ、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)

1日の流れ

  • 朝9時から夕方16時まで授業
  • その後はホームステイ先に戻るか、外出

アメリカ留学を成功させるコツ

ホームステイは日本の客感覚でいると痛い目に合う

ホームステイではお金を払っているのは自分だという日本の客気分で行くと痛い目に会う。

というのも、自分はサンタモニカの4ヶ月間はホームステイを使っていたんだけど、ホストマザーと大喧嘩して追い出された結果別のところに行く羽目になった。

具体的には部屋が暑いから扇風機を要求したり、食後の皿洗いを任せっぱなしにしていたら、とある夜にホストマザーが友人と電話で自分のことをボロクソに言っているのを聞いて翌朝それを問い詰めたら出ていけって言われた。その後一度は仲直りしたものの、結局合わず別のところに移った。

考え方としては生活するために必要なものが揃っている場所に現地の一般向けの宿より安い価格で住ませてもらっているというスタンスの方が上手くいく。お金を払っているから何もかもやってもらって当然は良くない。当時の自分にはそこまで考えが巡らなかった。

2軒目のホームステイは3回建の大きな家で他の留学生が合計で8人(日本人は自分だけ)で住んでいるところだった。食い物はキッチンにおいておくから勝手にしてみたいな感じでかなりほったらかしだったけど、他国の人8人と住むのはシンプルに楽しかった。

 

クラスのメンバーと仲良くなる

フィリピンの学校は授業がマンツーマンで先生と友達みたいに仲良くなれるんだけど、アメリカの学校はクラスがグループ制だから感覚としては日本の学校の少人数クラスに近い。

それもあって先生と生徒としての距離感は適切に保たれているし、車社会のアメリカでは日頃から車で移動することが普通だから多くの先生が学校から離れたところに住んでることもあって学校以外の時間は同じクラスのメンバーと過ごすことが多い。

学校に在籍している人の国民生はざっくり分類すると比較的あっさりしている欧州人、人懐っこい南米人、真面目なアジア人。もちろん人によっても様々。自分はブラジル人とサウジアラビア人の友達とよく行動していて、いろんなところに出かけた。複数の国の人と話しているとその国独特の考え方だったり、文化を知ることができるから広く浅い関係を持つより特定の人と深く関係を持つのがおすすめ。

 

将来長期滞在したい国、住みたい国を模索する

先述した通り自分がアメリカで通っていた学校はいろんな国籍の人がいた。

それもあって他国の人の国と仲良くなると、その国のことを深く知ることができて現地に行かなくてもその国の生の情報を知ることができる。

将来海外に長期滞在してみたいとか、住んでみたいとかなると基本的には現地に行ってみないと何も判断しようがないんだけど、留学中に知り合った人から得る情報はかなりの判断材料になるからそういった意味でも他国の人に会える英語圏の留学は貴重。

後、話は逸れるけどサウジアラビア人は自国の一定条件を満たせば政府が留学費用を全額負担してくれるらしく、金があるから車を持っている人が多い。仲良くなればいろんなところに連れて行ってもらえる。さすが石油王国。

 

日本では会えない日本人に会える

留学中先で会う日本人の多くはフワフワ大学生率が高い傾向にはあるんだけど、中には日本では会えない日本人に会うこともできる。

自分が留学していたときは全身タトゥーの元暴走族の総長とか、英語学習を兼ねてボクサーになるためにフィリピン留学している人と接することがあった。

こういった人達はいい意味で頭のネジが外れてて野望に満ち溢れている人もいて、話してみると面白かったりする。

 

頭のネジを外せるかが大事

繰り返しにはなるんだけど、留学中は何より積極性が大事。

とはいえ、積極的になれって言われてもどうすればいいか分からない。であれば頭のネジを外して、分からないところは「俺それ知らんから教えて〜」的なテンションでいた方が楽だし周りの人からも興味を持たれる。

留学先で会う人は全員英語が未熟で言葉でのコミュニケーションは大してできないからキャラ的に面白い人に興味を持つ。それが話すきっかけにもなって、いつの間にか英語が話せるようになる。という自分も最初は全く英語が話せなかったけど、セブ留学中日本人に「なんでそんなに英語話せるの?」って言われたことがある。もちろん語彙力も少なかったし、文法もめちゃくちゃだったけどそんな感じで自分の英語力はかなり伸びた。

 

留学中に会う人のほとんどは一度きりの出会いだから自分を曝け出してなんぼ。そうすることで英語力も伸びるし自分の限界を知ることもできる。

 

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  • この記事を書いた人

Yasu

南国宮崎出身。2022.7に会社を辞めて現ブロガー兼Youtuber。好きなもの:刺身盛合わせ、格闘技。嫌いなもの:八方美人。筋トレ、睡眠、ダイエットで生活をアップデートする情報を発信中 詳細な自己紹介 →【トルマンブログ自己紹介】 不器用なりに下した決断。

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