薄毛治療を始めて今年で3年目なんだけど、どうも数ヶ月前からシャンプー時の抜け毛が平常時の1.5倍くらい増えてる気がする。
もちろん抜け毛防止のフィナステリドは毎日飲んでいて、そのフィナステリドには耐性がないと言われているから、他に原因があるはず。
そこで情報を漁っていたところ季節と抜け毛には何らかの関係があるらしい。
ということで色々と調べてみたんだけど、記事によって主張がバラバラで、しまいには自社のAGAクリニック誘導文言で締められているからそもそも抜け毛と季節に関連性があるかどうかの真偽すら定かじゃない。
ということで今回はそもそも特定の季節によって抜け毛が増えるのは本当なのかに合わせて、それはどう見分ければ良いのかについて調べ尽くしたから解説する。
この記事を読むことで得られる情報
- 特定の季節に抜け毛が増えるのは本当なのかを解説できる
- 季節性の抜け毛を見分ける方法が理解できる
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抜け毛の原因は変数が多すぎる
「抜け毛と季節の関連性の有無」を問われて綺麗さっぱりYesかNoで答えることができれば俺も楽だし、これを読んでくれている人もスッキリすると思うんだけど、今回のテーマに関してはそうもいかない。
というのも普段今回の様なテーマで記事を書く時は、基本的に実体験に加えて、論文を参考にするんだけど、それに合わせて世の中ではどういった記事が読まれているのかを把握するためにGoogle上の記事に目を通す様にしていて、そこで今回「抜け毛 季節」でググった内容が下記。
春に抜け毛が増える理由
- 自然脱毛*、花粉による頭皮環境悪化、環境変化によるストレス
*自然脱毛:っていうのは通常2~4年のヘアサイクルを終えて抜け落ちる髪の毛のこと。
夏に抜け毛が増える理由
- エアコンによる頭皮の乾燥、紫外線ダメージ
秋に抜け毛が増える理由
- 自然脱毛*、花粉による頭皮環境悪化、夏に蓄積された紫外線のダメージ、秋に「抜け毛」での検索数が増える
冬に抜け毛が増える理由
- 寒さによる血行不良、頭皮乾燥
「もしかしたらAGAが進行してる可能性があるから早めにうちのクリニックに連絡してね。」
っていうのがググった情報のまとめ。自然脱毛に関してはヘアサイクルを終えた髪の毛が抜け落ちる事だから腑に落ちるんだけど、エアコンによる頭皮の乾燥とか環境変化が原因のストレスなんてあまりにも変数が多すぎる。
ちなみにこれらは全て医者だったり医療関係者が監修してる記事の情報だからある程度の信憑性があるんだろうけど、正直ここまで意見がバラけるとマジで何が真実か分からない。
ということで、出端を挫くような内容になってしまっているけど、つまる所、ググって本当の情報を知るのは無理。
でも終わってしまったら誰の助けにもならない。そこで研究ではどんな事がわかっているのかを調べることにした。
【研究結果】抜け毛と季節の関連性
ということで抜け毛と季節の関連性について行われている研究について探してみたところ4つ見つかった。
研究1
- 研究内容:AGA患者15名と正常者5名の抜け毛を1年間測定
- 結果:抜け毛の数は両者とも9月に増加
- 参考文献
研究2
- 研究内容:英国の屋内で働く18~39歳の男性14人を対象に18ヶ月間、28日ごとに毛髪の成長に関する様々なパラメータを測定(英国の年間気温は日本の東京と比較して若干低めなものの年間の気温推移は類似)
- 結果:抜け毛の本数は、毛包の休止期が最も少なくなる8月から9月頃にピークを迎えた
- 参考文献
研究3
- 研究内容:脱毛症の有無にかかわらず、10名の男性を対象に、頭頂部の毛根の状態を8年から14年の間観察
- 結果:夏の終わりと秋の始まりに毛髪の割合が最大になる年間周期性があることがわかった。抜け毛には少なからず季節的な関連(自然脱毛)があるから髪の毛が減っている=薄毛ともいえない
- 参考文献
研究4
- 研究内容:AGAの総説論文
- 結果:頭皮の成長は、春にピークを迎え、秋に最も低くなることが分かっている
- 参考文献
【結論】秋以外に抜け毛が増えてるなら要注意
上記の研究結果の内容をまとめると自然脱毛は秋に起こるから、秋以外に通常より抜け毛が多い場合は要注意ということになる。
「通常より多い」ってどうやって判断するんだよって思うんだけど、通常1日の抜け毛の本数は約100本といわれていてそのうちのだいたい60%がシャワーと髪を乾かす時に抜けると言われているから、つまりはシャワーと髪を乾かす時に60本も抜けてないのであれば問題ないし、明らかに超えてそうな場合は薄毛の進行を疑った方がいい。もちろん抜け毛の本数なんて数えてられないからだいたいで判断するしかない。
季節関係なく細い髪の毛が抜けるのも要注意
加えて、自然脱毛はヘアサイクルを終えた髪の毛つまり育ち切った髪の毛が抜けることになるから、細い毛が抜けるのであればそれは要注意。
だからシャンプー時泡に混ざってる髪の毛とドライヤーの時に落ちた髪の毛を見て細い毛が多いのであれば薄毛の進行が始まっているのを疑った方がいい。
1年前の自分と比較して明らかに薄くなってるなら個人輸入薬の検討
秋以外の大量の抜け毛、細い抜け毛である程度自己判断できるとはいえ、抜け毛は増えて初めて気にするから通常モードと比較できない。
であれば1年前の自分と比較すればいい。秋に抜け毛が増えたとしても1年前の秋より明らかに薄くなってるならそれは薄毛が進行しているかもしれない。
薄毛は治療を始めるのが遅くなるほど髪の毛を増やすのにも時間がかかるし、ツルツルの状態になってしまったら毛根が死滅した状態と等しいから簡単には治療ができなくなる。
そんな時は個人輸入薬を検討した方がいい。
俺が使ってる薄毛治療薬と治療経過の詳細は下記。もちろん薄毛治療薬の個人輸入は合法。
【薄毛治療経過報告】薄毛発症から今まで【毛髪意欲が持つ限り続ける】
続きを見る
個人輸入薬が不安ならAGAクリニック【月額:¥2,740~】
とはいえ個人輸入薬での治療が不安なのも分かる。
であればAGAクリニックの検討をおすすめする。これまで俺はAGAクリニック=情弱or金持ちの行き場って思ってたんだけど、全国展開もしくはオンライン診断対応に対応してるAGAクリニック10社を検討してみたところ安いところだと月額¥3,000以下で治療が受けれることを知って情弱だったのは俺自身だったんだと認識した。
そこで、もしこれからAGAクリニックに通おうとしているのであれば「Dr.AGAクリニック」がおすすめ。
月額¥2,740〜治療を受けることができてオンライン診断に対応してるからクリニックに通う必要もない。
AGAクリニック10社比較の詳細は下記。
最新版【AGAクリニック おすすめ】22社比較【価格比較表付き】
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抜け毛は自撮りで管理
じゃあ肝心の自分はどうするのかというと、しばらく自撮りをしつつ様子を見ることにする。
というのもシャンプー時の抜け毛は増えているような気がするものの、毛量自体は変化している感じがしない。
そういえば俺が薄毛に気づけたのも普段から出かけた時に自撮りをする習慣があって過去の自分と比較することができたから比較的に早めに異変に気づけたのもあった。
ということで様子を見てる間にもし毛量が減るようなことがあれば、次の対処法候補として抜け毛防止薬をフィナステリドからデュタステリドにアップデートすることを検討しているんだけど、どのデュタステリドが良いのかを調べることにする。
動画解説:【薄毛改善】抜け毛は季節と本当に関係あるのか?【研究結果解説】
この他にも薄毛を発症してから現時点までに気づいたことは「薄毛治療」カテゴリページでまとめてるから参考にしてほしい。(➡︎薄毛治療)
【薄毛治療経過報告】薄毛発症から今まで【毛髪意欲が持つ限り続ける】
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