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薄毛治療

【オナニーとハゲ】自慰行為は薄毛を進行させるのか?【可能性はある】

オナニー 薄毛

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「オナニーするとハゲる」どこかで耳にしたことがあるんだけど、本当?

俺は薄毛ではあるけど、育ちは良いし品性があるから、そんな汚らわしい行為とは無縁なんだけど、どうやらこのテーマの真偽について気になる人は多いらしい。

ということで、今回は「オナニーと薄毛の関係性」について科学的根拠をもとに解説する。

Yasu
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この記事を読むことで得られる情報

  • オナニーと薄毛の関係性について理解できる。

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【結論】

オナニー 薄毛

早速結論なんだけど、今回参考文献をもとに出した結論としては、

「過剰なオナニーは薄毛の原因になるかもしれないけど、可能性は極めて低い」

この、なんかパッとしない感じは俺も嫌なんだけど、これが今回、関連文献を読んだ上でたどり着いた結論。

ということでここからはどうやってこの結論にたどり着いたのかに加えて、最後にどう対処すべきなのかについて科学的根拠を元に解説していく。

オナニーで薄毛が進行すると言われる理由

オナニー 薄毛

まずはその前になんでオナニーが薄毛を進行する原因と言われるようになったのかについて触れていきたいんだけど、よく俗世間で言われている内容は下記。

射精によって髪の毛を構成するタンパク質が失われるから。

俺もこの噂自体は聞いたことがある。

そこで、ここからは研究結果を元にこの真偽を解説していく。非常に興味深い。

射精によって失われるタンパク質量

オナニー 薄毛

ということで射精によるタンパク質の損失が薄毛の原因になりうるかついてこの研究(研究1研究2)を基に解説すると、まず精液に含まれるタンパク質の量は、精液100mlあたり5g。

つまり、1回の射精で排出される精液の量は約3~4mlだから、同時に体外に排出されるタンパク質は0.2mgと極めて微量。

体内から排出されるタンパク質0.2mgが微量であることにパッとしない人に向けて解説すると、2017年に厚生労働省が公開している成人の1日平均タンパク質量摂取量は約70g。つまり、射精によって失われるタンパク質が原因で薄毛が進行する可能性はかなり低いことが分かるはず。

ここまでなら、オナニーが薄毛を進行させる可能性はほとんど「無いに等しい」と言い切っていいと思うんだけど、実はオナニーが薄毛進行の原因になり得る可能性がもう1つあるんだ。

オナニーが薄毛を進行させるもう1つの可能性

オナニー 薄毛

それが射精による「DHT(ジヒドロテストステロン)」レベルの一時的な上昇。

ちなみにDHTというのはヘアサイクルを悪化させる原因になるホルモンのこと。ここからはその真偽について解説する。

オナニーによってDHTレベルは上昇する

オナニー 薄毛

そこで参考にしたのがこの3つの研究(研究3研究4)。

これらの研究はマスターベーションもしくは、性行為を行った後DHTを含む、血液中のテストステロン値を測定したものなんだけど、いずれの研究でも射精後にDHTレベルが上昇したことが報告されている。

でも、この研究では射精後にDHTレベルが上昇することだけについて触れられていて、DHTの上昇が薄毛進行の原因になるのかどうかについては触れられていないし、その他、類似の内容について詳しく調査している研究は見当たらなかった。

後、上記の研究はいずれも1980年前後に行われているものばかりでかなり古い。

ちなみに射精とDHTについて触れられているネット上の記事の中には「射精によってDHTは上昇するものの、それが薄毛進行の原因になるとは考えづらい」と書かれてあるんだけど、その根拠を裏付ける研究はないのが現状。

これが、俺が最初に出した結論がオナニーと薄毛の関係性の有無について断言できなかった理由。

オナニーが薄毛進行の原因になる可能性は?

オナニー 薄毛

ここまでの内容を踏まえて、オナニーが薄毛進行の原因になるかどうかなんだけど、今回取り上げた研究内容を含め、様々なことを総合的に判断すると、オナニーが薄毛進行の要素である可能性はかなり低いはず。

というのも、もし射精が薄毛進行の原因になるのであれば、薄毛を発症している人の分布を年齢別で見ると、薄毛で悩む人は性行為を頻繁に行う若年層と中年層前半の人の方が多くてもおかしくないことになる。

でも実際、薄毛は年齢を重ねる事に発症する割合が増えることが分かっている(参考)から、薄毛発症の原因は射精頻度よりも加齢もしくは遺伝的の関連性の方が強いと考えるのが正しい。

ということから、射精を伴うオナニーが薄毛進行の原因になる可能性はかなり低い。

薄毛改善したいなら禁欲よりも検討すべきこと

オナニー 薄毛

じゃあ薄毛で悩んでいる自分はどうしたらいいんだよ?って思ってる人もいるはず。ということで最後に薄毛を改善したいなら、禁欲よりも検討すべきことについて解説する。

ズバリ、科学的根拠のある薄毛治療を行うべき。

そこで、現時点で日本国内で薄毛治療として認められているのは下記。

  • ミノキシジル外用薬
  • フィナステリド内服薬
  • デュタステリド

ちなみに上記は日本皮膚科学会が科学的根拠に加えて、安全性が高いという理由で推奨している薄毛治療法なんだけど、その詳細については下記にまとめているから参考にしてほしい。

科学的薄毛治療法

加えて、俺の薄毛治療経過報告記事は下記。

薄毛治療経過報告

ということで、この記事が有り余った性欲と薄毛で悩んでいる同士の役に立てば嬉しい。

この他にも薄毛を発症してから現時点までに気づいたことは「薄毛治療」カテゴリページでまとめてるから参考にしてほしい。(➡️薄毛治療

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  • この記事を書いた人

Yasu

南国宮崎出身。2022.7に会社を辞めて現ブロガー兼Youtuber。好きなもの:刺身盛合わせ、格闘技。嫌いなもの:八方美人。筋トレ、睡眠、ダイエットで生活をアップデートする情報を発信中 詳細な自己紹介 →【トルマンブログ自己紹介】 不器用なりに下した決断。

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