ハッピーバースデートゥーミーってことで2023年の12月俺は30歳を迎えた。
つまりフワフワ生きててもぶっちゃけなんとかなることも多い20代は終わって、ここからは徐々に取り返しのつかない現実と向き合っていく事になるんだけど、その前に俺の20代を「後悔」と「やっておいて良かったこと」の2つで振り返えっておきたい。
じゃあ、はじめていく。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【やって良かったこと4位】飲酒
まずはやって良かったことから振り返りたいんだけど1つ目は「飲酒」。
これは酒の場で良い出会いがあったとかそんな話じゃなくて、20代前半の酒狂期を経て習慣的な飲酒はデメリットしかないことに気付けたという話。
俺は家系的にも飲酒習慣が色濃いのと、19歳からの酒屋バイト、大学での落ちこぼれとか色々重なって20代前半にかなりの飲酒習慣があったんだけど、そんな生活を1年続けた結果、体重プラス20kgの激太りをしたのは下記記事でも触れた通り。
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就職してからも量は減ったものの、毎週金曜日の夜は必ずビール1本を飲む習慣を続けてたんだけど、ある日いつも通り土曜日の昼前に起きてダラダラしてる時に「俺これいつまで続けるんだろう。」と思って以降、飲酒を辞めたというわけ。
飲酒は時間を奪う
とはいえ、そんな俺は別に酒の場が嫌いなわけじゃないし、飲みニケーションが人間関係の序盤の構築を手助けするのは間違いないから前職では頻繁に飲みの場に参加してたんだけど、普段どんなに仕事ができる上司も酔うと毎回同じ話を繰り返すのと、他の仕事仲間の愚痴をぼやくことに関しては恒例だった。
集団で特定の人を愚痴るのがその場の仲間意識を芽生えさせる感覚はなんとなく理解できるけど、その場に参加している人同士の信頼関係は生まれないから、正直習慣的に飲みの席に長居するのはできるだけ控えたいと思ってる派。とはいえ会社員として働いている以上、飲み会の出席皆無は仕事の難易度を上げるからバランスは必要。
後、1人飲みが習慣化している状態はストレスの根本から目を背けてるだけの現実逃避と、何かと理由をつけて頑張った自分にご褒美をあげてるだけで自分の人生は前進してないパターンが多い上に、出費が嵩んで、さらには酔うと時間の感覚がバグってその時間が無駄ということに気づけないから徐々に量と回数を減らすのが得策。
【やって良かったこと3位】筋トレ
20歳から始めた筋トレを通して体型に対する悩みを払拭できたのと同時に、食事管理の基礎を習得するきっかけになった。
デブは努力でなんとかなる唯一の整形
そりゃあ俺もこの形(なり)なら見た目に対する悩みは数え切れない程あるんだけど、そんな中でもデブは努力でなんとかなる唯一の整形。
とは言いつつも俺が20歳でクソデブだった状態から約1年間で通常体型に戻せたのは、徹底した食事管理でもなければ、計画的にダイエットをしていたわけでもなく、週6でジムに通う程筋トレにハマったから。
食事管理の基礎
後は筋トレを通して体型を作るにもその状態を維持するにも食事管理はかなり大事。具体的には高タンパク且つ、程よい炭水化物と脂質を摂取する知識に添えて、それを実現するためにどの食材を選ぶのが適しているのかを学べたのも脳筋のお陰だと思う。
ちなみにデブであることが自己嫌悪の根源レベルで悩んでるのであれば。時間の無駄でしかないから、運動を生活の中に取り入れやすくするためにも、ちょっとくらい高額でも自宅から一番近いジムに入会するか、引っ越しの条件に近くにジムがあることを積極的に検討すべき。
【やって良かったこと2位】YouTube
これはYouTubeで稼げるようになったとかそういった話じゃなくて、俺にとってYouTubeは客観的に自分自身を見るツールとしてはかなり役立っている。
これは外見的な意味と、アウトプットをすることで分かる自分自身の理解力の2つの意味があって、
YouTubeは強制的に自分の嫌な部分と向き合う
まず外見的な話しからすると、人が初対面で他人に印象を与える要素には「容姿、声、仕草」の3つがあるんだけど、実は普通に生活しているといずれも把握できなかったりする。
というのも鏡は本来の自分とは左右反対だし、声と仕草においてはタレントとか役者みたいに人前に出るような仕事でもしてない限り目にすることはないんだ。
でもYouTubeに動画を投稿するとなると、動画編集の過程で否応なしに自分の姿を見ることになるから自分の素の表情を見てドン引きする。
そんな自分の姿を認識したところで何になるの?って思うかもしれないけど、先述した様の第一印象は容姿、声、仕草が全て。
30代を迎えてこれからジジイ化していく一方YouTubeを始めたことでまず、今の姿を把握し人間の形を保つ努力をするきっかけになったのは良かったんじゃないかと思う。
後、俺は昔から初対面の人に「機嫌悪いの?」とか、出会ってしばらく経つ友人から「初めて会った時なんか変な奴と思ってた」て言われることが多かったんだけど、その原因は俺が瞬時に作る表情と話し方なんじゃないかと最近になって気づいた。
アウトプット力の向上
後、内面的な話だと俺のYouTube動画では常に何かについて解説しているから、その繰り返しで俺自身が成長できた。
というのも会社勤務だと良くも悪くも社内用の細かな共有物から社外用のものまで全てに納期があって、1つのことに自分が納得いくまで思考できることって意外と少なかったりする。
でもYouTubeは自分の納得いくまで思考を重ねることができるからその結果、今の自分の理解力とアウトプット力を認識できて、それを繰り返すことで成長できる。
とはいえまだ登録者6,000人弱の雑魚YouTuberと言われたら何も言い返せないけど、俺が自分の初期のYouTube動画を見てゴミ動画と思えるということは成長してると言っていいよね?
【やって良かったこと1位】就活をやらなかったこと
「就活をやらなかったこと」をやって良かったこと1位にあげるとか自己正当化も甚だしいと言われたらその通りなんだけど、なんだかんだ俺は前職の完全評価性のIT関連サポート会社で採用、研修、業務立ち上げ・管理・提案、売上管理を通してビジネスの基礎を学べたのは間違いなく俺の糧になった。
人は限界を通して現在地を識る
前職では30人規模のプロジェクト立ち上げと業務拡大に主要メンバーとして加わっていて、そこで俺は当時の実力以上のタスクで異常なプレッシャーと、連日夜中までの残業で精神を病んだ事がある。あの時は間違いなく限界に近い状態だった。
もしタイムマシーンで過去に戻れる選択肢を与えられたら、間違いなくその当時は"戻りたくない過去"のトップ3に入るんだけど、その経験を経て自分の能力と精神的なキャパシティの限界を知った。
自分の限界を知る過程で精神的にもバチバチにしばかれて成長するし、周りと比較した上での自分の思考力と体力的な限界を知ることになって客観的に自分を把握できたのは間違いないし、そもそも「自分とはどんな人間か」なんて人と比較して始めて認識できるからそのことに気づけたのは良かったと思う。
人を動かすには伝え方が全て
後、多数の部下を抱える上で、人は生きていくのはもちろん人を動かすには伝え方が全てということを身をもって経験した。
というのも前職は業務委託を受ける側の仕事。つまり取引先との会議では言葉選びを1つでもミスればボコボコにやられるし、その後社内では上司からもボコられるし、部下への指示だしをミスれば仕事が回らないし、時にはメンヘラ部下の子守りとかもあって精神状況はカーニバル。
とはいえそれをどうにかするのが俺の仕事だし、自分の発言で仕事が回らなくなるのは俺の責任だから、人は生きていく上で伝え方が大事なんだと体感した。
この事を「就活をやらなかったこと」という括りで書くのは無理がある気もするけど、前職での経験を経て、結果的に今現在ブログとYouTubeで何かを伝える仕事を始める自身が持てたのも、年功序列とは無縁の会社にアルバイトで入社して登用して以降いろんな事に挑戦できる環境があったからなんだと思う。
ここまでが20代でやっておいて良かったことなんだけど、次は逆に後悔したことについて書いていきたい。
【後悔3位】歯磨き
もちろん歯磨きは子供の頃から継続してる。でも20歳頃の酒狂期の寝落ち習慣と当時正しい口内ケア方法を知らないのが原因で虫歯になって歯を1本失ったのはマジで後悔してる。
歯?1本で?だから?じゃない。
人はサメじゃないから当然ながら大人の歯は抜けたら二度と生えてこないし、インプラントの歯は消耗品だから約5年周期で交換が必要かつ手入れが大変。
それ以降、俺は歯ブラシとフロス、リステリンに加えて4ヶ月に1回の定期検診をしてるんだけど、歯を1本失わないと歯の重要さに気づけない俺は完全に愚か。
ちなみに俺のデンタルケア習慣をまとめたのは下記。
【口臭・美容】虫歯、口臭対策。実際に使っているデンタルケアセット
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【後悔2位】空き時間の確保
端的に言うと空き時間は作らないと永遠にできないっていう事実に気づけって話。
平日は会社で朝から晩まで働いて、休みの日は平日のための休養と現実逃避で精一杯。こんなの会社のために生きてるだけでただの社畜。
後、俺の20代を振り返るとかなり無駄な時間があった。
もちろんその経験を経て今の時間の使い方を改めることができているのは間違いないけど、会社で業務上の短期目標を立てるのと同じように、自分の人生においても振り返りと短期目標を立てた方が時間の使い方に変化が現れる。
そのためには空き時間が必要。会社の仕事に追われている状況では自分を振り返ることなんて無理なんだけど、空き時間は作らないと一生できない。俺はこの事実に気づくのに時間がかかりすぎた。
【後悔(悩み)1位】会話
これは後悔というより今も引きずってる悩み。それが会話。
具合的に俺は初対面の人と会話を広げることができないし会話に対して苦手意識がある。それが故に新しい人間関係を構築できてなくて、20代に新たにできた友達はほとんどいない。
どんな人間関係も最初はたわいもない会話から始まるし、一番最悪なのが俺の会話拡張力不足でが原因で本来構築できる余地のあった人との機会を失ってしまうのは良くない。
そこでなんでこんな風になってしまったのか考えてみた結果、高校時代の人間関係が原因で俺は人と深い関係を持つ事を避けていることに気づいた。
でもそれを今になっても引きづり続けてるのはマズイ。
とは言いながらも上辺だけの会話とかクソだし、建前だけで付き合う人間関係とはいらねーから、今俺が本当にこのことについて悩んでいるのかと言われたらそうでもなかったりもする。
でも人間関係が更新されないのは考えが凝り固まる原因にもなるし、それは年齢に関係なく起こりうるから30代は積極的に外との関わりを持つ姿勢が必要だと考えてる。
とこんな感じで俺の20代をやって良かったことと、後悔の2括りで振り返ってみたんだけど、やって良かった事を振り返ってみると酒も筋トレも仕事も全力でやったからこそ学びがあったんだと分かる。
もちろん何か1つの事をこなす上では仮説検証が大事な側面もあるけど、最初から打算的になってもそれなりの結果しか得られないし、無鉄砲になれるのは俺の良さでもあるからその姿勢は今後も維持していたい。
頑張れ俺。ということで自分で自分を鼓舞してこの記事を終えたい。
ちなみに「健康管理ガジェット」と「薄毛治療」について取り扱っていて、それぞれはカテゴリページでまとめているから興味がある人は読んでもらえると嬉しい。(➡️健康管理ガジェット)(➡️薄毛改善)