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YouTube投稿を始めて今月でちょうど1年が経過するんだけど、現時点のチャンネル登録者数は5200人、動画投稿1週間後の平均再生回数は1000回前後。
少なすぎ。
しかも数日前に投稿した動画の再生数は投稿から4日時点で290回。マジで自分でも何をどうすればいいのか分からない。
てな感じで3日間ウジウジ考えてたんだけど、ただ考えるだけだと時間の無駄だからこの記事では、俺が俺のためにこの状況から脱却するにはどうすればいいのかを書き記す。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
今の実力
俺が月で一投稿している月刊報告記事を読んでくれている変わった人がいれば知っているかもしれないけど、前回の報告記事で今後投稿するYouTube動画は余白のある話の展開作りと、動画作成にかける工数削減のために、台本を廃止する旨を記載していて、
そんな中数日前に俺が投稿した動画が下記。
この動画の投稿から4日経過時点の再生回数は290回で登録者数5,220人を元にすると再生率は立ったの5%。
俺の肌感で上手くいっているYouTuberの再生率は3割以上なんだけど、それと比較すると雲泥の差。
一応、現時点の俺のチャンネル登録者は薄毛改善動画が起点になっているから、今回のフィットネストラッカーレビュー動画の再生回数が少ないのは理解できるんだけど、そういった事情を土返ししてもYouTubeを初めてから1年が経過時点で今の状況はザコ過ぎ。
とはいえ、現状が俺の実力。
俺は昔から物事の要点を掴むのが下手くそなことはある程度自覚していて、同じことを前職で上司にも言われた時はそれが確信に変わったんだけど、残念ながらそのポンコツぶりはYouTubeでも健在だった。人間なかなか成長しない。
てな感じで3日間ウジウジと考えていたんだけど、俺は脳内で物事を整理できるほどハイスペックじゃないから、そんな時こそ上手くいっていない原因と次の行動を書き出すしかねーか、と半分いじけつつも、いや、いっそう記事にしてしまえというほぼヤケクソな状態でここまでの内容を書いている。
俺がYouTubeで上手くいってない原因
ということで直近に投稿した動画2本を元に、現状俺がYouTubeで上手くいってない原因を特定していきたい。
上2つの動画を改めて見てみた結果、気になった点を修正すべき優先度が高い順に並び替えてみた。
- 動画の内容に最適化されてないサムネイル
- 低クオリティな音質
- 素人感滲み出る照明
- 雑なイントロ
- 耳につく口癖
- 練習不足
- スボラな身だしなみ
- 不明確なチャンネルテーマ
ということで上記の点それぞれに対して何がどう悪くて、どう改善すべきなのか言語化する。
①動画の内容に最適化されてないサムネイル
YouTubeに投稿した動画が再生されるためには、まずは自分の動画がクリックされないことには何も始まらないから、サムネイルは超重要なんだけど俺の動画のサムネイルは動画の内容によって最適化されてない気がする。
サムネイルのクリック率はYouTubeの解析ツール上で「インプレッションのクリック率」ていうフレーズで指標化されてるんだけど、インプレッションのクリック率は平均4~5%で良い場合は10%以上と言われている。
一方、俺の動画は薄毛改善動画の場合7%くらいなのに対して、他ジャンルの動画は直近に投稿した「Xiaomi Smart Band 8レビュー」動画だと3.2%、
「スタンディングデスクの組み立て動画」だと2.3%で平均を大きく下回ってる。
つまり薄毛改善動画はある程度サムネイルがプラス方向に機能しているけど、それ以外の動画がチャンネル全体の足かせになっている。
これはどげんかせんといかん。ということで、下記を実行する。
- 健康管理ガジェットレビュー動画のサムネは過去作を模倣
- サムネ用の写真に拘る
- 外注検討
1.健康管理ガジェットレビュー動画は過去作を模倣
今後健康管理ガジェットレビューではしばらくの間フィットネストラッカーを中心に取り扱っていこうと思っているんだけど、実は1年前に投稿したFitbit Inspire 3のレビュー動画がインプレッションのクリック率6.4%で今だに意外と再生されていることに気づいた。
もちろんこのサムネ自体も改良の余地はあるけど、上手く行っているものを模倣しない理由はないから、まずはこのサムネを参考にXiaomi Smart Band 8のサムネを編集してみる。
【編集前】
【編集後】
2.サムネ用の写真に拘る
薄毛改善、健康管理ガジェットレビュー動画以外で俺が今後投稿する可能性があるのはVlog式の動画。
そこでそもそも再生数が伸びている動画のサムネにはどういった要素が共通しているのかをトレンド欄で確認してみたところ、
そのほとんどがテキストじゃなくて特徴的な写真をベースにしているものが多いことに気づいた。
もちろん急上昇に載る動画の多くは、その時点で多数のチャンネル登録者数を抱えているから、単純に真似すれば上手くいくというわけでもないけど、最近俺が作成していたサムネイルは画像じゃなくて、テキストを主軸にしたものが多かった。
そこで今後はサムネイル用の写真に拘りつつインプレッションのクリック率上昇を狙う。
それでも上手くいかなかったら外注検討
先述した内容を試してみてインプレッションのクリック率が5%を下回るようだったら、お手上げ。ということで外注を検討する。
ちなみに外注サイトのココナラでYouTubeのサムネ作成額を確認してみたところ、相場はサムネ1枚につき¥2,500あたりが平均で外注するメリットがありそうだった。
そういえば、有名YouTuberのマコなり社長とかカジサックもサムネイルには複数人で会議を開くほど凝っているらしくて、それを考えるとそもそも全てを1人でやっている俺はサムネイル外注を積極的に考えていくべきだと感じた。
ということで12月に投稿する動画のインプレッションのクリック率が5%を下回ったら外注してみる。
②低クオリティな音質
YouTube動画は映像よりも音が大事なんだけど、俺の動画は音質に改良の余地がある。
カメラのマイクは基本的に使い物にならないことは俺も認識しているから、これまでは「SONY ECM-LV1」を使って撮影をしていてこれでも十分に綺麗な音声が撮れると思っていたんだけど、よくよく聴いてみると収録後の俺の声は平均的な男性の声よりも若干低めな上に、こもって聴こえることに気づいた。
低い声自体に問題はないんだけど、俺みたいな抑揚の薄い話し方だと視聴者に暗い印象を与えてしまうから何とかして改善したい。
そこで、まずは編集で声をもう少し聞きやすくすることができないかということでイコライザーとコンプレッション編集で音質の改善を試みた。その結果が下記。
編集前
編集後
ん?音質改善するどころか悪くなってね?
もちろん、イコライザーとコンプレッション編集で施した設定にも改善の余地はある。けど、そもそもマイクに原因があるんじゃないかということで俺が使ってるマイクの「SONY ECM-LV1」と他のSONY製マイクの音質を比較した動画を探してみたところちょうど良いのがあった。ちなみにSONY製に拘る理由は俺が撮影時に使っているカメラがSONY製だから。
この動画を見て分かるように「SONY ECM-LV1」は「SONY ECM-PC60」と比較して低い音が強調されているのが分かる。
そこでマイクを低音が強調されにくい「SONY ECM-PC60」に変えて撮影してみる。注文完了。
③素人感滲み出る照明
今の俺の動画は場面によって明暗が安定していない。
これは今の撮影スタイルに切り替える上で懸念点になり得ることは予測してたんだけど、具体的に画面の明暗差が場面によってまちまちで暗めの時、絵的に素人感がかなり目立つ。
素人感があるとそれだけで見づらいし、信ぴょう性にも影響してしまう気がする。
【明るめの時】
【暗めの時】
原因は2つ。
まず1つ目は画面内に映っているスライドの背景色をカメラが認識することで映像の明暗を自動調節しているから。
そこで撮影用照明を使って対策をしたものの、明暗差を完全になくすことはできなかった。
原因2つ目は、俺が撮影時に使っているSONYのコンデジ「ZV-1」。
ZV-1は1型センサー搭載のカメラだから、一眼レフみたいにセンサーサイズが大きいものと比べると、そもそもカメラが取り入れることができる光量に限界がある。
カメラをいい奴に買い換えれば解決するんだろうけど、現状資金がないから別の方法を模索する。具体的にはカメラの自動明暗調整機能をオフにしてうまく撮影できるか試してみる。
それで上手くいかなければスライドを画面収録して、自分をクロマキー合成して後から編集する。
④雑なイントロ
YouTube動画が再生されるための重要な要素に再生維持率があるんだけど、動画中に最も視聴者が離脱するのが序盤の30秒間なんだ。
序盤に本題とは全く関係ないことをダラダラ話したり、前置きが長かったりすると、視聴者にこの動画は見る価値がないと判断されて再生維持率が激落する。
そこでここ半年くらい俺の動画では開始15秒付近で本題に入る様にしていたんだけど、改めて自分の動画を見てみると導入を急ぐがあまり、イントロが雑になっていることに気づいた。
特に下記の動画なんかは最悪で、序盤で肝心な部分をカットしていて結果かなり不自然なイントロになってる。
そこで、俺が再生数が多い他の動画を見てみたらほとんどの動画でイントロが丁寧な事に気づいたから、次回の動画からは30秒以内で「動画の内容」と「動画を見ることで得られる情報」が伝わる様に丁寧なイントロ作成を心がける。
⑤耳につく口癖
一字一句台本を作っていた時は文字にする過程で不自然な言い回しを無くすことができていたんだけど、11月から台本をなくしたせいで俺の素の喋りには妙な口癖があることが浮き彫りになった。
これは俺の中で言い回しのレパートリーが少ないのが原因なんだけど、動画を編集してて気になったのは下記の2つ。
- 〜なんですけど
- 〜ていうところ
特に「〜なんですけど」は短時間で連発している時もあってシンプルにウザい。
後、同じ言い回しが極端に繰り返されている場合は編集でカットしているんだけど、そのためにはカット後の動画が不自然にならない様にする必要があって、本来話していた内容をカットせざる終えなくなってしまっている状況。
これは視聴維持率にも影響しかねないから改善が必要なんだけど、自分の癖を把握して自然な言い回しを訓練するしかないと思ってる。
⑥練習不足
台本読み上げスタイルから今のスタイルに変更したのは、余白と熱のある話作りと、工数削減が目的ではあるんだけど、直近投稿した2本の動画は熱のこもり具合にかけていてまだアマチュア感が抜けてない。
とはいえYouTubeは自分の得意分野で戦うのも大事な戦略の1つだから、別に無理に熱を込めた話し方を演出しなくても、落ち着いた感じのキャラを演出する方法もあるんだけど、やっぱりYouTubeというエンタメプラットフォーム上で顔出しで解説コンテンツを取り扱う以上、いかに人を楽しませるかが大事になるからまずは魅力的な話し方を習得する方針で自分を鍛える。
じゃあどうすればいいのかって話なんだけど、こればかりは練習するしかない。
台本作成と編集工数にかかる手間が浮いた分、トーク練習に丸一日を使ってどこまで自分をアップデートできるか試してみる。
⑦ズボラな身だしなみ
よく考えてみたらイケメンと美女ですら撮影時には身なりを整えているのに、俺がこのなりで素顔で画面に映るのはヤヴァい。
髪の毛と眉毛を軽く整えて、唇がガサガサにならないように最低限のおめかしはした方が良さそう。
⑧不明確なチャンネルテーマ
安定した再生回数を確保するにはチャンネル登録者数は無視できない。
これまで俺のYouTubeチャンネルでは薄毛改善コンテンツをメインに取り扱っていたんだけど、今後は健康管理ガジェット関連の動画も投稿するから何かしらの配慮をしないと初見ユーザーを混乱させてしまう。
そこで具体的に下記を実施する。
- 動画内で「薄毛改善と健康管理ガジェットのチャンネル」である旨をアピールする
- チャンネルバナーを変更
ちなみにチャンネルバナーはすでに変更済み。
俺がYouTubeで再生回数を伸ばすためにやるべきこと
改めて、8つの問題点とそれぞれの改善策を並べてみる。
問題点 | 改善策 |
動画の内容に最適化されてないサムネイル | 過去作の模索、写真に凝る、外注検討 |
低クオリティな音質 | マイクを「ECM-PC60」に変更 |
素人感滲み出る照明 | カメラの明暗設定見直し |
雑なイントロ | 30秒以内の丁寧な導入 |
耳につく口癖 | 時間かけて練習 |
練習不足 | 時間かけて練習 |
ズボラな身だしなみ | 髪の毛、眉毛、唇を整える |
不明確なチャンネルテーマ | 動画内に固定文言を挿入、バナー変更 |
中にはマイクの新調だったり、照明対策をしたり比較的簡単に改善できる部分はあるんだけど、問題はトークスキル。
冷静になって考えてみれば、雄弁な配信者がうごめくプラットフォーム上で、口下手な俺が練習も無しに再生数を獲得できると思っていることの方が愚だと考えるのが自然。
改善無くして俺に未来はない
今回は半ばヘラった状態で、この記事を書き始めて執筆に3日間もかけてしまったんだけど、次にやることはかなり明確化できた。
人は物事に追われていて忙しい時よりも、自分がやるべきことが分からない状態の方が辛いのはこれまでに何度も体験していて、そんな時こそ今回みたいに悩みと対策を書き出すのが最適なのは今回わかったんだけど、問題はそもそも何をすべきかわからない状態に陥らないこと。
そのためには都度正しい改善をすべきなんだけど、俺はこの1年自己フィードバックに十分な時間と労力をかけてこなかったのはこの動画でも話している通り。
なんて御託はどうでもいいんだけど、今の俺に今回たてた対策の改善無くして未来はない。
簡単な道のりじゃないけどやる。
ということで今後ともトルマンブログとYouTubeチャンネルをよろしくお願いします。
ちなみに、このブログでは「ガジェット健康管理」と「薄毛治療」について取り扱っていて、それぞれはカテゴリページでまとめているから参考にしてほしい。(➡️ガジェット健康管理)(➡️薄毛改善)
【月刊トルマンブログ11月号】もう一踏ん張り切るための方法を模索
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