AGAクリニックでの薄毛治療は高額が故に個人輸入薬での治療を検討している人は多いんだけど、そこで個人輸入薬について調べてみると、出てくるのは医療機関のポジショントーク情報ばかりで実態がイマイチ謎。
とはいえ、個人輸入サイトでの治療薬購入は偽薬が混在している可能性はゼロじゃない。
ということで今回は個人輸入薬での薄毛治療歴3年の俺が、個人輸入薬の実態と偽薬に引っかからない方法を解説する。
この記事を読むことで得られる情報
- 個人輸入で薄毛治療薬を購入する時に偽薬に引っかからない方法が分かる
この記事の目次(クリックでジャンプ)
薄毛治療薬を個人輸入するリスク
そもそも偽薬てどんな存在なの?偽物だと何がどうヤバいの?って話なんだけど、WHOが公開してる記事の内容によると偽薬のリスクは下記。
偽薬のリスク
- 有効成分が含まれていない可能性がある
- 疾患を治療できないだけにとどまらず、内服者の健康状態を悪化させる可能性がある
- 有効成分の代わりにトウモロコシデンプン、ジャガイモデンプン、チョークが含まれていることもある
- 間違った成分が含まれていたり、正しい有効成分量が含まれていない可能性がある
- 誤った致死量の記載や、その他有毒な成分を含んでいる可能がある
- 不衛生な環境で無資格な人員によって製造されていることが多く、未知不純物を含み、細菌に汚染されている可能性がある
- 正規品と同じ見た目で設計されているため発見が難しく、副作用を起こさないかもしれないが、疾患を適切に治療できないことが多く、死亡を含む深刻な健康状態の悪化につながる可能性がある
加えて、偽薬はどういった場所で、どれくらいの確率で遭遇するのかは下記。
偽薬の遭遇頻度
- 中低所得国では、処方薬の10品目に1品目(10%)が偽薬であると推定
- 新薬だけに限らずジェネリック薬品も偽造されている可能性がある
- 違法な露店、Website、薬局、診療所、病院で処方されている
薄毛治療薬の偽薬率
ここまでは薄毛治療薬だけに限った話じゃなくて治療薬全体の話。
じゃあ偽薬の中に薄毛治療薬はどれくらい含まれているのかが知りたい。
そこで世界の地域別と、治療薬の種類毎に偽薬が報告された内容をまとめたのが下記。(参考)
地域別で見ると日本を含む東南アジアから報告されている偽薬の件数は全世界で1番少ない。
後、治療薬の種類別で見ると、おそらく薄毛治療薬は「その他」に包められていて件数はかなり少ない。
てことは「薄毛治療薬に偽薬はないってことか」って思いたくなるんだけど、これはあくまでも治療薬全体を母数にした話だから、薄毛治療薬に偽薬がないとはいいきれないし、そもそも薄毛民にとっての目的は偽薬から逃れることじゃなくて、毛量を増やすこと。
ということで次に偽薬に引っかからないための方法を解説する。
【薄毛治療】個人輸入で偽薬に引っかからない方法
そこでWHOが偽薬に引っかからないための方法を公開しているんだけど、その記事の内容を分かりやすく「注文前の確認項目」と「商品到着後の確認項目」に分けたのが下記。
基本的には書いてある通りなんだけど、太字部分は補足説明を後述する。
注文前の確認項目
- パッケージ上のスペルミス、文法的ミスがないか
- 真正性の欠如、検証ロゴや証明書の欠如
- ウェブサイト内に運営元や連絡先は明記されているか
- 処方箋が必要な医薬品を販売していないか
- 以上に低価格の設定がされていないか
商品到着後の確認項目
- 外箱に記載されている製造年月日と有効期限は内箱に記載されている日付と一致しているか
- 薬の外観が正しいか、変色、劣化していないか、異臭がしないか
- 医薬品を宣伝するスパムメールは送られてこないか
- 内容物は注文通りの薬かどうか
- 成分量と梱包量は正しいか
- パッケージの状態は良いか、清潔か、患者向け情報リーフレットはあるか
- セキュリティシールは無傷で、改ざんされた形跡はないか
- 税関申告書や郵便ラベルに、中身が医薬品であることが明記されているか
- 商品内に複数記載されている生産コード、商品コード、有効期限は一致しているか
- 購入後、クレジットカードに異常な動きがなかったか
真正性、検証ロゴの確認方法
まず俺が薄毛治療薬購入のために3年間使っているのは「オオサカ堂」っていう個人輸入サイト。
オオサカ堂で販売されている薄毛治療薬の場合、品質上問題ない治療薬に関しては香港の商品品質認証機関「STC」が成分鑑定証を発行してる。
ちなみに俺が3年間服用してるミノキシジル内服薬の「ノキシジルタブレット」とプロペシアジェネリック薬品の「フィンペシア」は両方ともSTCの成分鑑定証付き。
自分が使ってる治療薬
ということで全てのチェック項目15個を確認した上で俺が3年間内服してるのが下記。
ちなみに服用開始からこれまでの毛量の変化をまとめたのは下記。
加えてデュタステリドの選び方についての解説記事は下記。
薄毛治療薬を個人輸入する上で知っておきたいこと
ここまでが個人輸入サイトで薄毛治療薬を購入する時に偽薬に引っかからない方法なんだけど、個人輸入サイトで治療薬を購入する時に知っておいてほしいことを書き記しておきたい。
有効成分名と商品名は違う
それは有効成分名と商品名は違うということ。具体的には下記。
有効成分名 | 商品名 | |
クリニック処方 | 個人輸入薬 | |
ミノキシジル | ミノキシジル | ノキシジルタブレット、ミノクソール |
フィナステリド | プロペシア | フィンペシア、フィナロイド |
デュタステリド | デュタステリド錠、ザガーロ | デュマン、ベルトリド |
あれ?Yasuが抜け毛を予防するのはフィナステリドで毛量を増やすのはミノキシジルって言ってたけど、そんな名前の商品名どこにもないじゃん。って思うかもしれないけど、フィナステリドとかミノキシジルっていうのは正式には有効成分名。商品名は製薬会社によって様々だからまずはそれを理解しておく必要がある。
ちなみに個人輸入薬の商品名はこれだけでもたったの一部。全てをあげればキリがないんだけど、1種類の有効成分の治療薬に対してこれだけの商品名があるのはそれだけ多くの製薬会社が治療薬を販売しているということ。
個人輸入薬に抵抗があるならおすすめはDr.AGAクリニック
ということでここまでの内容を踏まえてもらえれば個人輸入薬でも偽薬に引っかかる確率を極限まで抑えることができるんだけど、まずはAGAクリニックで治療を初めて後に個人輸入薬を使った治療に切り替える検討をしている人もいるはず。
そんな人には「Dr.AGAクリニック」がおすすめ。
というのも薄毛治療を継続中の人の悩みで1番多いのが経済的負担なんだけど、Dr.AGAクリニックは薄毛進行初期を対象にした治療なら初月は980円で治療を開始して、2か月目以降は月々2,900円で治療ができるんだ。
数あるAGAクリニックを対象に「Dr.AGAクリニック」がおすすめな理由を詳しく解説した記事は下記。
ということでこの記事が今薄毛治療を検討している人の参考になれば嬉しい。
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