少し前に自分の薄毛改善についてまとめた動画をYoutubeに投稿したところ予想以上に多くの人に見てもらえたんだけど、それと同時に多くの人から「副作用が心配で今だ薄毛改善に踏み出せていない」というコメントをもらった。
自分は3年前に内服薬を使った本格的な薄毛改善を開始して幸いにも3ヶ月後に劇的な改善を遂げることができたんだけど、思い返してみれば薄毛を自覚した当初は同じように副作用が怖くてなかなか治療に踏み出せなかった。
ということで今回は副作用と同時に価格もできる限り抑えた薄毛改善方法について解説していく。
この記事を読むことで得られる情報
・副作用と価格を抑えつつ薄毛を改善する方法が分かる
この記事の目次(クリックでジャンプ)
薄毛改善結果
まず薄毛改善結果なんだけど、左が治療前、右が半年後。
2021年の春に薄毛治療を開始して、約3ヶ月間で劇的に薄毛を改善することができた。
鋼の錬金術師の最後の「痛みを伴わない教訓には意義がない。 人は何かの犠牲なしには何も得ることはできないのだから。」っていうセリフは自分が一番好きな漫画のセリフっていうのは有名すぎて誰も知らないんだけど、自分の薄毛改善に「副作用」という名の痛みを伴う必要があったのかというともっといいやり方はあったんじゃないかって思ってる。
ということでこれから薄毛改善を始めようと思っている人に向けて副作用を極限まで抑えつつ薄毛治療をする方法を解説する。
薄毛改善の副作用
自分は薄毛改善としてミノキシジルとフィンペシアを使っていて、そもそもどんな副作用があるのって話なんだけど、それぞれの効果と副作用は下記。
ミノキシジル
効果:頭皮の血流を良くすることで髪の毛を生やす
副作用(太字:自分が体感したもの)
- 初期脱毛
- 多毛症
- 動機や息切れ
- むくみ
フィンペシア
効果:抜け毛予防
副作用(太字:自分が体感したもの)
- 性欲の減退
- ED
- 肝機能障害
つまりミノキシジルで髪の毛を増やしつつ、フィンペシアで抜け毛を減らすというやり方。副作用に関しての詳しい内容については下記。
【薄毛】本当に効く薄毛改善方法。やっても効果がなかったこと解説付き
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副作用を抑えた薄毛改善方法
じゃあここからが副作用を抑えた薄毛改善方法の話なんだけど、具体的には下記の順番で行なっていく。
- 自己流の薄毛改善を止める
- 生活習慣改善 + 湯シャン
- フィンペシア
- フィンペシア + ミノキシジル(塗布タイプ)
- フィンペシア + ミノキシジル(内服タイプ)
- AGAクリニックでの受診を検討
副作用を抑えた薄毛改善方法1:自己流の薄毛改善を止める
まず最初に理解しておかないといけないのは薄毛改善は正しい方法で治療をしない限り、薄毛は常に進行しているということ。
薄毛は進行すればするほど、治療に時間がかかるし、最悪の場合は元に戻らなくなる。
つまり自己流での薄毛改善は治る可能性が極めて低いから今すぐにやめた方がいい。というのも自分は過去に半年間にわたって自己流の薄毛改善をおこなった結果、時間とお金に合わせて最も大事な髪の毛を失ってしまって薄毛がかなり進行してしまった。
薄毛改善において効果がないことについては下記。
【AGA】やっても効果がない薄毛治療5選【その間に薄毛は進んでる】
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副作用を抑えた薄毛改善方法2:生活習慣改善 + 湯シャン
自己流の薄毛改善をやめた後具体的に何から始めるのかというと、まずは「生活習慣改善と湯シャン」を3ヶ月間行う。
なんで3ヶ月なのかというと、薄毛改善は効果が現れるのに大体3ヶ月かかるから。
そこでなんで「生活習慣改善と湯シャン」なのかというと、薄毛の原因は生活習慣と遺伝が半分ずつだからなんだ。つまり薬に頼る前にまずは生活習慣を徹底的に改善する。生活習慣を改善することで薄毛が治ればもちろん副作用はゼロだし、日常生活においてもメリットしかない。
ちなみに湯シャンだと皮脂のベタつきが気になる人はアミノ酸系シャンプーがおすすめ。薄毛対策の正しいシャンプーの選び方は下記。
【薄毛対策】シャンプーの正しい選び方とおすすめ2選【成分だけ見ろ】
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生活習慣改善
生活習慣改善って具体的に何をすればいいのかというと下記。
食事管理
食事管理は摂取カロリーから始める。摂取カロリーは性別、年齢、普段の活動量によって変化するんだけど、それを考慮して適正な摂取カロリーを教えてくれるサイトがある。
詳しい内容はこの動画で解説しているから参考にしてほしい。
睡眠改善
良い睡眠は量と質が大事なんだけど、必要な睡眠時間は人によってもまちまち。ということで質を徹底的に改善する。
睡眠の質はスマホでもスコア化することはできるんだけど、スマホを使った睡眠計測は睡眠計測に必要な「筋肉運動」「眼球運動」「脳波」のどれも計測することができないから精度的には使い物にならない。
そこでおすすめなのがFitbit Inspire 3での睡眠計測。Fitbit Inspire 3は毎晩の睡眠をスコア化してくれる。しかもあらゆる睡眠計測デバイスの中でも最高級の精度で睡眠を計測することができる上でに1万円で購入できる。
Fitbit Inspire 3と睡眠の質を改善する方法は下記。それぞれ動画でも解説しているから参考にしてほしい。
【Fitbit Inspire 3 レビュー】1万円で始める睡眠計測
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【7時間寝ても無意味】睡眠の質を上げる4つの習慣【湯船は浸からない
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運動
薄毛改善に効果的な運動っていうのはないんだけど、痩せやすい体を作って体型を維持しやすくするためにも筋トレがおすすめ。
筋トレで効果を出すための種目は体の中でも胸、足、背中みたいに大きな筋肉を中心に鍛えるのが効果的。筋肉を最短でつけるための方法に関しては下記。
【筋トレ歴8年】筋肉を最短でつける筋トレ・食事・睡眠方法を解説
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後当たり前なんだけど、整髪料、染髪、パーマは髪の毛と頭皮のダメージの原因になるからやめた方がいい。
湯シャン
生活習慣改善と同時にやるのが湯シャン。
湯シャンはシャンプー剤を使わずにお湯だけで頭を洗うことなんだけど、突然湯シャンについて話すと「毎日シャンプーをするなんだ当たり前だろ」「こいつは頭がおかしいのか?」って思う人がいるんだけど一旦落ち着いてほしい。
事実として女性で毎日シャンプーをしない人は全然珍しくないし、頭皮の脂はお湯でも落とすことができる。そう脂まみれの食器をお湯で流した時のように。
これは真面目な話で、シャンプーは頭皮の脂を落とすには十分すぎる上にシャンプーには通常なら混ざり合わない水と油を混ぜる成分の「界面活性剤」が含まれていて、それが原因で皮脂を必要以上に落としてしまうから、頭皮そのものが持つ皮脂の量を減らしてしまう結果、頭皮がダメージを受けやすくなるんだ。
とはいっても湯シャンは開始直後、皮脂の量が増えてしまって髪の毛がベタベタになりやすいから最初はシャンプーの頻度を1日おきにして徐々に感覚を開けていくのがおすすめ。
副作用を抑えた薄毛改善方法3:フィンペシア
「生活習慣改善 + 湯シャン」で薄毛が治るのが理想ではあるんだけど、これで薄毛を劇的に改善しするのは難しい。というのも薄毛のもう半分の原因は遺伝だから、生活習慣を改善して薄毛改善に成功する確率は低いんだ。
そこでフィンペシアを服用して抜け毛を減らす。フィンペシアに関する詳細は下記。
ちなみにこれ以降は内服薬を使用した薄毛改善をするから、うまくいけば2ヶ月くらいで目にみえる効果を得ることができる。でも効果がない時は約3ヶ月を目安に次の治療方法に進むのをおすすめする。
【薄毛】本当に効く薄毛改善方法。やっても効果がなかったこと解説付き
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「え?もう薬を服用するの?もっと頭皮ケアシャンプーとかサプリとかで対処できないの?」って思うかもしれないけど、現在薬局で購入できる育毛を謳った商品のほとんど全ての商品には薄毛改善の効果はないんだ。
自分も過去に薄毛改善において信ぴょう性のある情報はほぼ全部調べ尽くしたんだけど、どの情報をみても市販の頭皮ケア商品で薄毛が治ったていう情報はなかった。
ここで思い出したほしいのがその間にも薄毛は進行しているから早い段階で薬を使った治療に踏み切った方が良い。
自分が薄毛改善に使っているのが、頭皮の血流を良くすることで髪の毛を生やす「ミノキシジル」と抜け毛を予防する「フィンペシア」っていうのは先述した通りなんだけど、なんでフィンペシアから服用するのかというと、ミノキシジルは副作用が強いし、一度服用を始めた後、中断すると抜け毛が増える可能性があるから、そのリスクを考慮してフィンペシアの服用から始める。
実際に自分が薬の内容を始めた時もフィンペシアからスタートしていて、抜け毛はかなり減った。
動画のコメントでも何人かの人はフィンペシアの服用だけで目で見てわかるくらいの薄毛改善に成功した人もいた。
副作用を抑えた薄毛改善方法4:フィンペシア + ミノキシジル(塗布タイプ)
3ヶ月間フィンペシアの服用をして目にみえるような効果を得ることができない場合は次にフィンペシアに加えて塗布タイプのミノキシジルを使う。
フィンペシアは抜け毛を減らすことができるのは間違いないんだけど、髪の毛を生やす効果はないからある程度薄毛が進行してしまっている場合は改善するのが難しい。自分がそうだった。
そこで次に検討するのがフィンペシアに加えた「塗布タイプのミノキシジル」。フィンペシアの服用継続は必須なのかって思うけもしれないけど、薄毛改善において抜け毛防止は髪を生やすことと同じくらい大事だから摂取を続けるのをおすすめする。
ミノキシジルは塗布タイプと内服タイプがあるんだけど、内服薬は副作用が比較的強めだからまずは塗布タイプから始めるのがおすすめ。
ちなみに自分も過去に塗布タイプのミノキシジルで「Riup X5」を使っていたんだけど、「Riup X5」を含め国内の育毛剤は高い。1ヶ月分が7,000円もするから経済的負担が大きすぎる。
そこでおすすめなのが、「リグロースラボ M5」。
リグロースラボ M5はRiup X5と同じ成分を含んでいるんだけど、価格がRiup X5の半分以下だから経済的負担も少なく抑えることができる。
副作用を抑えた薄毛改善方法5:フィンペシア + ミノキシジル(内服タイプ)2.5mgを夜摂取
塗布タイプのミノキシジルは育毛効果はあるものの産毛程度しか生やすことができなくて、薄毛の進行がいくところまで進んでしまうと治療が難しい。
次は塗布タイプのミノキシジルから内服薬のミノキシジルタブレットに切り替える。
でもミノキシジル内服薬の副作用はそこそこきつい。
そこでおすすめなのが、1粒にミノキシジルが5mg含まれているタブレットをピルカッターで半分にして夜に服用すること。
ミノキシジルタブレットを2.5mgとして服用することで副作用を最小限に抑えることができるし、さらに夜に服用することで副作用の発症を睡眠時間に充てることができるから副作用を体感せずに済む。
でもミノキシジルを2.5mgで摂取するということは育毛効果も最大化することができないから、服用開始から2週間後を目安に5mgとしての服用に切り替えるのがおすすめ。
自分はミノキシジル5mgを服用してここまで薄毛を改善することができた。
副作用を抑えた薄毛改善方法6:AGAクリニックでの受診を検討
ここまでの内容を試して改善しなかったらAGAクリニックに通った方がいい。
というのも薄毛の原因は必ずしもAGAとは限らないからこのまま個人輸入での治療を継続してお金を払い続けるよりもAGAクリニックに通った方が良い。
もちろん、AGAクリックであれば専門的な治療を受けることができるから薄毛を改善できる確率も上がる。
ここまでが副作用と金銭的負担を可能な限り抑えた状態で薄毛を改善する方法。
現状改善にゼロリスクはない
自分は別に薬を使った薄毛改善をごり押ししたいわけでもないし、それが薄毛改善の全てとは思ってないんだけど、薄毛治療に限らず現状を改善するのにゼロリスクはない。
薄毛改善となると副作用があって、その中でも最も避けたいのがミノキシジルの初期脱毛だと思うんだけど、副作用は薬が正常に作用している証拠でもある。
加えて花粉症の薬を飲めば眠気を伴うように、薬を内服することで発症する副作用は薄毛治療に限ったことじゃない。
薄毛より悩むべきは他にもある
後、若干長い時間軸の話になるけど、今現在薄毛なのは事実だとしてもそれで悩んでいるのは多分今だけ。
10年後は薄毛なんて悩みじゃなくなって、生まれたままの姿に戻ることを受け入れるようになるかもしれない。ここに関しては将来の価値観の問題だから考えても分からない。だから考えるだけ時間の無駄。
ただ言えるのは自分を含めこれを読んでいる人もこれから薄毛よりももっと時間をかけて悩んで解決しないといけない問題はたくさんあるはず。そんな中で雨の日に傘なしであるない自分、濡れた髪の毛を他人に見せられない自分を抱えていくのは荷が重すぎる。
加えて、薄毛改善は今の自分の経済状況と照らし合わせた上で選択肢の中から最適な選択をする以外方法が書いから早期に対処して改善に向けて動き出した方がいいんじゃないかというのが自分の意見。
ということでこの記事が薄毛改善に踏み出すきっかけになれば嬉しい。
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