プロテインといえば筋トレ族だけにとどまらず、最近はダイエットとか美容目的で飲む人も増えていて、コンビニとかスーパーでもプロテイン商品を目にすることが増えた。
そこで人気なのが種類も多くて味も飲みやすいホエイプロテインなんだけど、ホエイプロテインには1つ難点があって日本人に多いとされている乳糖不耐症だと体に合わないことが多いんだ。
そこで次に検討したいのがソイプロテイン。
ということで今回は国内外13社から販売されているソイプロテイン19商品のタンパク質1gあたりの価格を算出したから、コスパに最も優れているプロテインは何なのかの説明に加えて、ソイプロテイン独特の味の対処についても解説する。
この記事を読むことで得られる情報
- コスパに最も優れているソイプロテインが分かる
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【結論】おすすめは「NICHIGA 大豆プロテイン」
ということで早速結論なんだけど、おすすめのソイプロテインは「NICHIGAの大豆プロテイン アメリカ産」。
理由はこれが現在購入できるソイプロテインの中で、タンパク質含有量が高い上に安いから。
ということでどうやってその結論に辿り着いたのかを解説していく。
ちなみにおすすめのプロテインシェイカーについてまとめた記事は下記。
【プロテインシェイカー】おすすめ2選。洗いやすさが命【41品比較
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筋肉肥大に向いているのはホエイプロテイン
と、その前におすすめのソイプロテインについて解説しておきながら出端を挫くようだけど、プロテインで最も筋肉肥大に向いているのはホエイプロテイン。
理由は下記。
- ホエイプロテインに比較してアミノ酸の利用効率が低い
- ホエイプロテインに比較して筋合成に最も重要なロイシンの量が少ない
つまり、筋肥大と筋肉の疲労回復(スポーツ選手も含む)を最優先にしている場合のプロテイン選びは、乳糖不耐症もしくは乳製品アレルギーじゃない限りホエイ一択。
先述したアミノ酸の利用効率とロイシン量の詳細に加えて、「男がソイプロテインを飲むのは問題ないのか論争」に関しては下記。
【ソイプロテイン】筋肥大効果とホエイとの比較【男でも効果有り】
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ちなみにホエイプロテインの選び方に関しては下記。
【プロテイン】コスパ最強おすすめの1選【17社49商品を比較】
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ソイプロテインがおすすめな人
とはいえ世の中のトレーニーは全員がスポーツ選手でもなければ、ゴリラになろうとしている訳でもなし、体質的に乳製品が飲めない人もいる。
そこでソイプロテインがおすすめできる人は下記。
- 乳糖不耐症
- 乳製品アレルギー
- ビーガン
- 健康目的での体型維持
ちなみに俺はおそらく乳糖不耐症。
というのも俺は2014年から筋トレを初めて以降、多い時は1日に3杯のホエイプロテインを飲むほどのヘビーホエイユーザーだったんだけど、去年あたりからホエイプロテインを飲んだ翌日、どうもお腹の調子が悪い。
でも、勘違いでホエイを諦めるのは嫌。そこで約1年間かけて飲むタイミング、飲み方を含めて色々と試したけど、改善しなかった。筋肉肥大を目的としている身としてはホエイが飲めないのは残念だけど、こればかりはどうしようもない。
ということでソイプロテインを飲むことにした。そこでコスパが良いプロテインは何なのか調べたから、せっかくなら記事にしようと思ったという流れ。ちなみにソイプロテインを飲み初めてからはお腹を壊すことは無くなった。
今回比較対象にするソイプロテイン一覧
じゃあ早速コスパに優れているソイプロテインを選んで行くんだけど、今回比較対象にしたのは下記13社が販売しているソイプロテイン。
- ビーレジェンド
- ネイチャーカーン
- エクスプロージョン
- VALX
- ULTORA
- SAVAS 100
- NICHIGA
- MYPROTEIN
- MADPROTEIN
- LYFT
- HIGH CLEAR
- GronG
- FIXIT
ちなみにメーカーによっては2種類以上のソイプロテインを販売しているところがあるから今回比較対象にする商品は全部で19商品。
ソイプロテイン選びの基準
じゃあその19商品から最も優れているソイプロテインは何なのかを決めるんだけど、ゴリゴリの主観で決めても意味はないし、そんな情報誰も求めてないから今回は下記の2つの基準で選ぶことにした。
- 粉末に含まれるタンパク質1gあたりの価格
- 入手しやすさ(Amazon販売有)
粉末に含まれるタンパク質1gあたりの価格
その前にまず前提情報なんだけど、プロテインはタンパク質を凝縮したものとはいえ、粉末の100%がタンパク質で構成されている訳ではないんだ。
というのも、実はプロテイン粉末には飲みやすくするための糖分だったり、ミネラル分が加えられてて、実際に含まれているタンパク質は製品によって差があれど粉末量に対して65%〜95%。つまり1kgのプロテイン粉末に含まれているタンパク質量は少ないものだと650g、多くて950gということになる。
じゃあ価格設定はどうなってるのかというと1kg大体2,000〜5,000円で、基本的に価格が安いものはタンパク質量が少ないし、逆にタンパク質量が多いものは価格が高い。
どっちを取るかは、プロテインにどこまでお金を掛けれるかという話にはなるんだけど、価格が安くてプロテイン量が多い様な双方のいいとこ取りをしたプロテインがあれば、それを買わない理由はない。
ということで「粉末に含まれるタンパク質1gあたりの価格」に換算して商品の優劣を決める。
例えばこんな感じ
1kgで4,000円。タンパク質含有率が80%のプロテインがあったとする
プロテイン粉末1kgに含まれるタンパク質量は800g
つまりプロテイン1gあたりの価格は5円
ちなみにタンパク質含有率は下記の計算式で算出する。
タンパク質含有率 = (プロテイン1杯のタンパク質量[g] × 4[kcal])÷ プロテイン1杯全体のカロリー[kcal]
「×4」をする理由だけど、タンパク質1gのカロリーは4kcalだから、それをプロテイン粉末全体のカロリーで割ればタンパク質含有率が分かるよねって流れ。
入手しやすさ(Amazon販売有)
2つ目はどこから購入するかなんだけど、Amazonで購入できるものにしたい。
Amazonならアカウントをすでに持っているから、プロテインを購入するだけのために、メーカーの公式ストア上でアカウント作成をする必要もない。
後、何よりAmazonでの買い物は発送元がAmazonなら2,000以上の購入で送料が無料になる。
ということで「粉末に含まれるタンパク質1gあたりの価格」と「Amazonで購入可」の2つを基準にソイプロテインを選んでいく。
ちなみに同じ基準でホエイプロテイン49商品のコスパを比較したのが下記。
【プロテイン】コスパ最強おすすめの1選【17社49商品を比較】
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ソイプロテインコスパ比較表
ということで13社49商品のソイプロテインをリスト化した。
ちなみにスプレッドシート内にはAmazon価格に加えて、公式ストア価格も記載している。
後、同商品でもパッケージ容量によって1kg換算した時の価格は違うから、「プロテイン粉末に含まれるタンパク質1gあたりの価格」はパッケージ容量毎に計算した。
コスパ最優秀は「NICHIGA 大豆プロテイン」
ということで、ここまでの内容を含めてAmazonで購入できて、粉末に含まれるタンパク質1gあたりの価格が安いものは何かというと「NICHIGAの大豆プロテインアメリカ産」。
タンパク質含有率は89%と申し分ないし、最大容量の10kgで購入すれば粉末1kgあたり1,400円で購入できる。この価格設定はホエイプロテインを含めてもダントツで安い。
だからソイプロテインをコスパ最優先で選ぶなら「NICHIGAの大豆プロテインアメリカ産」一択。
飲みやすさ重視なら味付きMAD PROTEIN
でもソイプロテインは大豆を原料にしているだけあってお世辞にも美味いとはいえない。しかもその上にNICHIGAの大豆プロテインはプレーン味しかないからお世辞にも美味いとはいえない。
牛乳が不味いプロテインの味問題を解決するというのはあるし、メーカーもその飲み方をおすすめしているんだけど、乳糖不耐症の俺は牛乳が飲めない。
じゃあどうするかなんだけど、少しでも苦なく飲みたいなら味付きのソイプロテインで1番コスパの良いMAD PROTEINがおすすめ。
ということでリッチチョコレート味を買ってみた。ギリ飲める。
ソイプロテインのおすすめの飲み方はスムージー
とはいえやっぱり大豆は大豆。何回飲んでも1口目の直前にちょっとドキドキする。
そこでおすすめなのがスムージー。
スムージーなら材料が大豆感を消してくれてるだけじゃなくて、プラマイゼロどころか上手く飲める。ソイプロテインを使ったおすすめレシピはYouTubeショートでも紹介しているから参考にしてほしい。
ということで今回はソイプロテインの選び方とおすすめの商品について解説した。この記事が世のソイユーザーの参考になれば嬉しい。
動画解説:【ソイプロテイン】おすすめの1選と選び方【13社19商品比較】
【ソイプロテイン】筋肥大効果とホエイとの比較【男でも効果有り】
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