プロテインといえば最近は筋トレ族だけにとどまらず、ダイエットとか美容目的で飲む人も増えていて、最近はコンビニとかスーパーでもプロテイン商品を目にすることが増えた。
久しぶりに別のプロテインを試してみようと思っておすすめのプロテインを調べてみると、案件に塗れた情報と、味を含めゴリゴリ主観でレビューされている情報ばかりで、プロテイン選びの基準が分からない。
まあインフルエンサーは彼らなりの事情があるんだろうけど、中には正しい情報を欲している人もいるはず。
ということで今回はなんのしがらみのない俺が、国内外17メーカーから販売されているプロテイン49商品のタンパク質1gあたりの価格を算出して比較したから、コスパに最も優れているプロテインは何なのかを解説する。
この記事を読むことで得られる情報
- 最もコスパに優れているプロテインが分かる
この記事の目次(クリックでジャンプ)
【結論】:おすすめは「MAD PROTEIN」
ということで早速結論なんだけど、おすすめのプロテインは「MAD PROTEINのホエイプロテイン WPI」。
理由は、これが現在購入できるプロテインの中で、タンパク質含有量が高くて価格が安いから。
ということでどうやってその結論に辿り着いたのかを解説していく。
ちなみにおすすめのプロテインシェイカーについてまとめた記事は下記。
【プロテインシェイカー】おすすめ2選。洗いやすさが命【41品比較
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今回比較対象にしたプロテイン一覧
まず、今回比較対象にしたのは下記17社が販売しているプロテイン。
- ビーレジェンド
- ハルクファクター
- ハイクリアー
- サイベーション Xtend
- エクスプロージョン
- VITAS
- VALX
- ULTORAプロテイン
- SAVAS
- Optimum Nutrition
- Naturecan
- MYPROTEIN
- MADPROTEIN
- LÝFT
- GronG
- Gold's Gym
- DNS
ちなみにプロテインといっても大豆を原料にしたソイプロテイン、卵白を原料にしたエッグプロテインだったり色々あるんだけど、今回はプロテインの中でも最も筋肉肥大に向いていて、商品数も多いホエイプロテインに限定して比較検討をしていく。
ということで17社が販売しているホエイプロテインを洗い出した結果、49商品もあった。多い。
ちなみにソイプロテインのコスパ比較は下記。
【ソイプロテイン】選び方とおすすめの1選【13社19商品比較】
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プロテイン選びの基準
じゃあその49商品の内、最も優れているプロテインが何なのかを決めるんだけど、商品毎の優劣をつけるには何かしらの基準が必要。
ということで今回は下記を基準に商品の比較をしていく。
- 価格
- タンパク質量
- 入手しやすさ(Amazonで購入可)
味に関しては基本的にどのメーカーも似たようなレパートリー展開になってはいるから無視しようと思ったんだけど、メーカー毎の製品の特徴を比較しやすい様にするために、ひとまずチョコ味に絞って比較する。
理想は安くてタンパク質含有率高いやつ
そこで1つネックなのが「価格」と「タンパク質含有率」について。
価格は安い方がいいし、タンパク質含有率は多い方がいい。
でもこれまで複数のプロテインを買ったことがある人は分かると思うけど、基本的にプロテインは価格が安ければタンパク質量は少なく、価格が高いとタンパク質が多い傾向がある。
もちろん、金銭的に余裕がある人は後者を選べば済む話ではあるんだけど、そんな中でも価格が安くてタンパク質量が多いものがあれば少しの差でもコスパが高いものを選びたい。
ということで「価格」と「タンパク質量」に関してはプロテインに含まれる「タンパク質1gあたりの価格」に換算して比較する。
じゃあ、どうやって「タンパク質1gあたりの価格」を算出するのか何だけど、
例えば、「1kgで4,000円でタンパク質含有率が80%のプロテイン」があったとする。
→プロテイン粉末1kgに含まれるタンパク質量は800g
→つまりプロテイン1gあたりの価格は5円
ということになる。
ちなみにタンパク質含有率は、プロテイン粉末に含まれるタンパク質のみのカロリー量を粉末全体のカロリー量で割った値で算出する。
計算式にするとこんな感じ。
タンパク質含有率 = (プロテイン1杯のタンパク質量[g] × 4[kcal])÷ プロテイン1杯全体のカロリー[kcal]
*タンパク質1gのカロリーは4kcal
ということでプロテイン選びの基準を分かりやすく整理すると、「Amazonで購入できて、タンパク質1gあたりの価格が安いもの」。
プロテインコスパ比較表
ここまでの内容を踏まえて17社49商品のプロテインをリスト化したのが下記。
ちなみに1円でも安く購入したい人のためにAmazon価格に加えて、公式ストア価格も記載している。
後、「プロテイン1gあたりの価格」は容量別でを把握できる様に、複数容量ある場合は分けて計算した。
加えて、タンパク質含有率を算出する際の「タンパク質量」と「カロリー量」は製品裏に記載されている成分表の内容を基に計算している。
というのも、製品によっては公式の商品ページに記載されている成分表の内容と、実際の商品裏に記載されている成分表の内容が異なることがあったんだけど、比較結果にムラが出ない様にタンパク質含有率算出は実際の商品に記載されている成分表の内容を参考にしている。
コスパ最優秀は「MAD PROTEIN ホエイプロテイン WPI」
ここまでの内容を踏まえて「Amazonで購入できて、タンパク質1gあたりの価格が安いもの」を見てみると最も優秀なのは「GronG ベーシック」のプロテイン。
これでも問題はないんだけど、「GronG ベーシック」プロテインはタンパク質含有率が75%と比較的糖質が多め。
体づくりの上で糖質は大事なんだけど、プロテインはあくまでもタンパク質摂取を目的をしているからもう少しタンパク質含有率が多いものを選びたい。
そこで次に優秀なプロテインは序盤にも書いた「MADPROTEIN ホエイプロテイン WPI」。
後、容量は大きいものを買った方がお得だから、普段から決めている味があれば最大容量の5kgを買えばお得。
まずはお試しセットで好みの味を探すのもあり
ちなみに「MADPROTEIN」にはお試しセットがある。
お試しセットに含まれているのはWPIじゃなくてタンパク質含有率71%の1つグレードが下の商品だけど、同メーカーのホエイプロテインなら味はそこまで違わないはずだから、初めてプロテインを買うならまずはお試しセットで好みの味を探るのもあり。
コスパ基準でこれ以外の選び方は無い
ということで今回ホエイプロテインの選び方とおすすめのプロテインについて解説してきたんだけど、コスパを基準にしたプロテイン選びでこれ以外の選び方はおそらく無い。
もちろん増量期で糖質多めのプロテインを摂取するみたいに明確な目的があるなら話は別だけど、多くの場合、プロテイン摂取はタンパク質を効率よく摂取することを目的としているはずだから、プロテイン選びにおいて今回解説した、タンパク質1gに含まれるプロテイン量を比較した選び方は無視できないはず。
だからインフルエンサーが何の根拠も添えずにおすすめしているプロテインは高確率で案件が絡んでるし、消費者としてその見分け方は知っておいた方がいい。
ということで「MADPROTEIN ホエイプロテイン WPI」は筋肉肥大を目的としている人におすすめ。
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