俺は小学生の頃から春先になるとティッシュ箱を学校の机横に常備するほどの鼻水小僧で。29歳になった今でも花粉症の季節になるとティッシュと市販薬は必需品。
でも2023年の春は何か様子がおかしい。どうやら例年より花粉の飛来が多いらしく、加えて俺の場合は去年訳ありで引っ越してきた場所が四方八方杉山に囲まれているのもあり市販薬がうんともすんともいわない。おかげで鼻詰まりが悪化して夜は眠れないし、食事も味がしないしでQOLはガタ落ち。
そんな中、俺の体は身体的にも精神的にも許容範囲を超えました。ということでここ数年以上購入を見送っていたシャープの空気清浄機をついに購入したからどんな効果があったのかレビューしていく。
この記事を読むことで得られる情報
- シャープ加湿空気清浄機「KC-J50」の花粉除去効果について理解できる
この記事の目次(クリックでジャンプ)
花粉症は治らない
まず本題に入る前に花粉症を放置している人に警報を鳴らしたい。
俺は普段から筋トレ、バランスの良い食事、質の良い睡眠をとることを意識していてその詳細はこのブログでもYouTubeでも発信している通りなんだけど、そのおかげで筋トレを始めて2014年から一度も風邪を引いたことがない。
でも、そんな俺の体調がどうしても優れない時期が花粉の季節なんだ。毎年2月〜4月は花粉が飛ぶってわかってるけど、毎年花粉症に悩まさせる。
風邪ならマスク、手洗いうがいで予防ができるんだけど、花粉は外出した時点で体内に入り込んでしまうから予防のしようがない。
加えて、花粉症は一度発症すると自然治癒することがないと言われているからもはや不治の病。
花粉症シーズンは出費が増える
そんな一度かかってしまうと治らない花粉症のシーズンを乗り越えるためには色々と出費がかさむ。
下記がこれまで俺が花粉症シーズン(3ヶ月)を乗り越えるためにかけていた出費。
- マスク:2,000円(100枚)
- ティッシュ:2,400(1箱/週)
- 目薬:1,000円
- 市販薬:3,000円(ピーク3週間分)
3ヶ月間で8,400円だから1ヶ月換算で2,800円。花粉症ビジネスは儲かるかもしれない。
こんな事実になんとなく気づきながらも、1台2万円弱する空気清浄機の購入を前に「やっぱり来年にしよう」っていうのを3~4年繰り返していたんだけど、今年の猛烈な花粉のおかげて今回やっと購入の決断ができた。ありがとう花粉。
シャープ加湿空気清浄機「KC-J50」
ということで購入したのがシャープの加湿空気清浄機「KC-J50」。
大きさは幅40cm×奥行き23cm×高さ61cmとサイズはそこそこある。
今の俺にはでかい出費だったけど、結論マジで買ってよかった。
「KC-J50」を使って感じた効果
ということでまず製品の詳細ついて解説する前に「KC-J50」を使ってみての体感をまとめる。
- 鼻水:大幅改善
- 鼻詰まり:大幅改善
- 喉の痛み:完治
- 目の痒み:やや改善
鼻水と鼻詰まりは大幅改善
これに関してはAmazonのレビュー欄でも同様の記載があったんだけど、俺の鼻水と鼻詰まりも大幅に改善された。おかげでティッシュの消費量は通常時に戻ったし、鼻詰まりが解消されてご飯も味わうことができる。
加えて、睡眠中の口呼吸が原因で毎朝悩まされていた喉の痛みは完全に治った。
目の痒みはやや改善
ここに関しては個体差があるかもしれないけど、目の痒みに関してはまだちょっと残ってる感覚がある。
とはいえ目薬を指す頻度は大幅に減ったからひとまずこれで良し。
空気清浄機の闇
ということで結果オーライではあるんだけど、空気清浄機には1つ闇がある。
それは同製品が毎年型番を変えて販売されていることなんだ。
シャープの公式ページを見ると「KC-●50」の型番の商品が山のように表示されるんだけど、「KC-J50」以降に発売されているモデルは説明書の内容が全く同じ。つまりスペックも同じ。ということは、そう同じ商品。
ちなみに型番ごとの発売年は下記。
KC-F50:2015
KC-G50:2016
KC-H50:2017
KC-J50:2018 >>> 以降スペック変更なし
KC-L50:2019
KC-N50:2020
KC-P50:2021
KC-R50:2022
現に俺がここ数年間、空気清浄機の購入を見送っていたのもこの謎商法が理由でAmazonで「空気清浄機」と検索すると全く同じ見た目の商品が大量に表示されるからどれを買えば良いか分からなかった。
今でもAmazonでは旧新ともに複数モデルが異なる価格で販売されているんだけど、最新モデルを買っても損するだけだから最安値の2018年モデル「KC-J50」を買うのがおすすめ。
「KC-J50」が花粉を除去する仕組み
そんな加湿空気清浄機「KC-J50」が花粉を除去する仕組みは意外とシンプル。
まず、汚れた空気が背面の3層構造のフィルターを通って浄化されて
それから内部のファンを通って前後2か所から外に排出される。
結果、室内に舞ってる花粉も除去される仕組み。ちなみに操作は全て本体上部に配置されているボタンで行う。
運転モードの切り替えは「風量」ボタンで行う。
俺は常時に「自動」モードにしている。そうすることで本体が部屋の状態を検知して風量を調節してくれるから花粉の季節は基本的に操作しなくても放置で大丈夫。
「KC-J50」の月の電気代
常時つけっぱなしで電気代が気になるけど、「KC-J50」の運転モード別の月の電気代は下記。
- 強:1,051円(1.46円 / h)
- 中:252円(0.35円 / h)
- 静音:58円(0.08円 / h)
今のところ1週間「自動」運転のまま放置して使ってみた印象としては基本的に「静音」稼働で、たまに「中」稼働している。
つまり月の電気代は250円もいかない計算。これで日々の健康を維持できて花粉症シーズンにかかる余計な出費も大幅に抑えることができるから買わない理由がない。
先述した3か月間の花粉シーズンにかかる出費を考えると3年すれば確実に本体代の元は取れる。
空気清浄機は扇風機としても使える
加えて「KC-J50」は扇風機としても使える。
しかも部屋中の空気を循環させるから夏の暑い部屋でも使える。
というか以前働いていた会社では全オフィスに同じモデルの空気清浄機が置いてあって、たまたま近くに座っていた俺は背面の吹出口を自分の方に向けて涼んでた。
メーカーも推奨してないし正しい使い方じゃないと思うけど本体前後の吹出口からは冷たい空気が出てくるんだもの。
つまり春は空気清浄、夏はサーキュレーター、冬は加湿器として使える。
空気清浄機「KC-J50」の気になる点
そんな感じで基本的に文句のつけどころがないシャープの加湿空気清浄機なんだけど、1つだけ気になる点があるとすれば寝室使用時の操作ランプの明るさ。
写真だと伝わりにくいけど、俺みたいに寝室は完全に暗くしないと寝れない人にとっては結構気になるレベルで明るい。
普段使っているアイマスクと睡眠の質を上げるための寝室対策については下記。
【睡眠改善】眠りの質を高めるグッズ4選。時間がなければ質で勝負
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春を生き抜くための家電
ということで今回購入したシャープの加湿空気清浄機「KC-J50」はここ数年買ったものの中でもかなり良い部類の買い物だった。
おかげでこれまで花粉症で悩んでいた春の自宅時間は快適に過ごすことができるし、睡眠の質も担保できる。
ということでシャープの加湿空気清浄機「KC-J50」は来年も再来年も間違いなく来るであろう花粉の季節を生き抜くためにも必須。
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