ここ5年くらいYoutube、インスタで筋トレ系のコンテンツがかなり増えたのもあり「筋肉は正義」的なメッセージ性を強く感じることがある。
それに伴ってジムでは明らかにボディラインを崩しているゴリマッチョが増えた。
この記事ではそんな風潮に待ったをかけたい。
というのも筋トレはメリットばかりが一人歩きし過ぎたが故に日常生活で筋トレの優先度が高くなり過ぎた結果、ドツボにハマるケースがかなり多い。
かくゆう自分も今年で筋トレを始めて今年で8年目なんだけど、全盛期は週6回ジムに通うほど筋トレにガチハマりしていてジムに通うことが目的と化していた時期があった。
最近は週2回程度の筋トレに落ち着いている。それでも十分に筋量を増やすことができると思っているし、仕事だったり大切な人との時間に十分時間を確保できるようになった。
ということでこの記事ではトレーニーならではのデメリットと、それぞれの対策について解説していく。
この記事を読むことで得られる情報
- トレーニーが陥りやすいデメリットと、その対策が分かる
この記事の目次(クリックでジャンプ)
男性が筋トレにハマりやすい理由
男性が筋トレにハマりやすい理由は下記。
- 筋肉を大きくするのに才能は必要ないから
筋肉を大きくするのに才能は必要ない
筋肉を大きくするために必要なことは適度な「食事管理」と「筋トレ」の2つのみ。
もちろん食事は元々生きてく上で十分な量を食べているから最低限のタンパク質は摂取できているし、運動習慣がなかった人が筋トレをすれば適当なトレーニング方法でも筋肉は増える。
脱肥満とか見た目を少し変える程度の筋肉であれば才能はいらない。
加えて初心者の場合は比較的早いスピードで筋肉をつけることができるから生活の中で筋トレの優先度が上がりすぎてしまいがち。
筋肉が増えても何も達成しない
他人が趣味にどんなに時間を使おうと自由ではあるんだけど、筋トレに関してはかなりの時間的投資が必要。
筋肉をつけるには継続的な筋トレと食事管理が必要だからジムに通う時間に加えて食事を準備しないといけない。食事に関しては菓子とかインスタント食品は栄養バランスが欠陥しているから自炊を要するパターンが多い。
肥満解消のための運動であればいち早く健康状態を正常にする必要があるけど、極端な筋肥大は目指したところで得るものはそんなに大したことはない。
だから現時点で筋肉をデカくすることに時間を使いすぎている人に関してはこの記事を最後まで読んで時間の使い方について考えるきっかけにしてほしい。
筋トレのデメリット1:ボディラインが崩れる
適切な筋トレはボディラインを整える手段になりうるんだけど、ジムで散見するトレーニーの多く上半身だけが以上に発達していたりしてボディラインを崩している人が多い。
理由は鏡越し映るのは体の前面だけで、見える部分だけ鍛えてしまうから。
筋トレをしつつボディラインを綺麗に保つには、自分の骨格を把握した上でボディラインを整えるためのトレーニングと普段から自分の体を背面から映してみてボディラインを確認しておく必要がある。
人の見た目を気にする必要はないけど、自分が周りからどう見えているかは把握しておいておいた方がいい。ボディラインを崩している人はどんなにいい服を着ても違和感が残るからボディバランスを見直すべき。
筋トレのデメリット2:時間かけすぎ
ジムでのトレーニングは思っているよりかなりの時間がかかっている。
例えば1回の筋トレでトレーニングと行き帰りの時間を含めて2.5時間かかるとすると週4回ジムに行けば月に約50時間。
例え健康のためであっても時間は確実に過ぎていて無計画に過ぎた時間からは何も得ることはできない。
ということでこの50時間をなんとかして減らすことができないか考える。
- 近くの民間ジムを契約
- トレーニング時間を短縮する
近くの民間ジムを契約
ジムの利用費が安いからという理由で自宅から少し離れた公営ジムに行っているのであれば、近くの民間ジムの契約を検討した方がいい。
仮にジムまでの往復の移動と着替えなどを含めて1時間だとすると、月に10回トレーニングをすれば移動だけで10時間。
自分の時間を時給1,500円で換算した場合、1ヶ月で15,000円のロス。
どんなに高額な会員制のジムでも月に15,000円を超えることはない。頻繁に通うからこそジムは自宅から近いところを選ぶべき。
トレーニングの時間を短縮する
筋トレ歴問わずトレーニーが陥りやすいポイントとして、セット数を増やし過ぎるが故にトレーニング時間が長くなること。
全てのセットでウォームアップ種目を取り入れていて、1部位で15セットを超えるハイボリュームなトレーニングの結果1時間半以上ジムで時間を過ごしてしまうのがあるある。
筋肥大に最も適したセット数は諸説あるんだけど、経験上1部位で10種目を超えると多すぎ。怪我リスク軽減のためにも筋トレは短時間で効果が出るような技術を磨くべき。最も簡単なのが1部位多くても2~3種目で2種目以降はメインセット中心のトレーニングにすること。これであれば1部位10セット超えることはない。
ちなみにトレーニング中のセット数の管理はスマホアプリの「最強の筋トレ管理アプリ-筋トレ Memo」を使うのがおすすめ。セット数に合わせて重量をメモすることでトレーニング効率を上げれる。詳細は下記。
筋トレしているのに筋肉が大きくならない人はトレーニングメモをした方がいい理由
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筋トレのデメリット3:お金がかかる
筋トレで出費が増える原因は下記。
- 食費が嵩む
- サプリメント代
食費を抑える方法
タンパク質豊富な食材は高い。でも筋トレをしている以上最低でも体重 × 2gのタンパク質は必要。十分なタンパク質を摂取しつつ食費を抑えるには「ANABASのスチームクッカー」を使ったゆで卵の作り置きがおすすめ。詳細は下記。
【節約】蛋白質は高い。筋トレで嵩む食費を安くする方法。自炊は2流
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後、トルマンブログでは時間をかけずに十分なタンパク質を摂取できるレシピも紹介している。
【1食タンパク質30g】洗い物ゼロ。5分でできるタンパク質簡単レシピ
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サプリメントが高い
ジムのロッカーエリアで化学の実験レベルで粉を調合しているトレーニーを散見する。
今飲んでいるサプリメントが本当に必要なのかを改めて考えてほしい。
昔はプロテイン、BCAA、クレアチン、EAAといろんなサプリメントを摂取していたんだけど、結局今摂取しているのはマルチビタミンとプロテインだけに落ち着いている。プロテインに関しては月に数回程度食事から十分なタンパク質が摂取できない時だけ飲むようにしている。
その他のサプリメントに関してはパフォーマンスを上げるためのサプリメントなんだけど、コンテストに出場しない自分にとっては不要。
プロテインに関してはタンパク質含有率が85%のWPI製法のホエイプロテイン選んだ方がいい。その中でも1kgあたりの価格が最も安価なのが「ハイクリアー WPI 90 ホエイプロテイン」。
WPIホエイプロテインとコスパが良いプロテイン製品についてまとめているから確認してほしい。
【プロテイン】コスパ最強おすすめの1選【17社49商品を比較】
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後、プロテインはメーカーによっては定期的にセールを実施していてタイミングによっては破格の値段でプロテインを販売している時がある。プロテインのセール情報については下記。
【2022年10月】プロテイン関連商品のセール情報。初心者向けのプロテイン選び方解説付き
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筋トレは手段。さっさと鍛えて次の目標に進め
脱肥満した後筋トレにハマって筋トレが生活の中心になるが故のデメリットとそれらの対策について解説した。
筋トレはあくまでもQOLを上げるための手段。筋トレそのものが目的になって大事な時間を失ってしまっては本末転倒。筋トレで得るメリットが多いのは間違いないけど、健康を極め続けることにそんなに意味はない。
さっさと鍛えて次の目標に進んだ方が人生の密度が高くなることは間違いない。ということでこの記事が筋トレが生活を占める割合について考えるきっかけになれば嬉しい。
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