睡眠時間は削れないから質に拘るべきっていう話は耳タコ。
睡眠の質を上げるために就寝4時間前の夕食、就寝90分前の入浴、就寝直前にはスマホを触らない、と睡眠の質を上げるために色々試してはいるんだけど実際のところその日の睡眠の質が上がったかどうかは不明。
よく考えてみれば、体重の増減は摂取カロリーを計算しつつ体重計で確認している。睡眠の質計測も数字で管理しないことは現状改善もクソもない。
でもスマートウォッチは種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない。
ということで今回は数あるスマートウォッチの中から睡眠の質を正確に計測することができる製品はどれか探してみる。
この記事を読むことで得られる情報
・睡眠の質を正確に計測できて手頃な価格で購入できるスマートウォッチが何か分かる
この記事の目次(クリックでジャンプ)
スマホの睡眠計測はイマイチ
睡眠計測はスマホでも可能なんだけど、スマホの睡眠計測は精度が悪い。
というのも睡眠の質は「筋肉運動」「眼球運動」「脳波」を元に計測するんだけど、睡眠中スマホは体から離れたところに置いているからスマホを使っているか否かでしか計測をすることができない。
しばらく前から睡眠の質計測のためにiPhoneのヘルスケアアプリを使ってはいるんだけど、夜中トイレで目が覚めたとしてもスマホを起動しなければ睡眠は継続していると計測される。
後は24時過ぎに就寝しているにもかかわらず3時まで起きていることにカウントされることがある。
だからスマホの睡眠計測は当てにならない。
でもスマートウォッチであれば睡眠中ずっと自分体に密着して睡眠を計測することができるから正確に睡眠の質を計測することができる。
スマートウォッチは種類が多すぎる
ということでスマートウォッチを取り扱っているメーカーの中から国内で販売されているブランドを挙げた見たんだけど種類が多すぎる。
- Apple
- Fitbit
- Garmin
- Huawei
- itDEAL
- OPPO
- Pixel
- Samsung
- SUUNTO
- Xiaomi
- Zepp
ここから現行モデルを洗い出すと50種類は超える。
的確な選択をするためにも一定の条件を元にふるいにかける必要がある。
スマートウォッチ選びの条件
ということで今回の製品選びの条件は下記。
- 高精度の睡眠計測
- 20,000円以下
- 測定結果を本体もしくはアプリで確認できること
- バッテリー持ち
- 運動での消費カロリー計測(あれば)
まずは睡眠の質を正確に計測できることと予算を超えないことが最重要。
加えて計測結果を本体もしくはアプリで確認できる必要がある。
例えば、睡眠の計測結果を確認するためにはスマートウォッチと同じメーカーのスマホじゃないといけないとか、同じOSのスマホじゃないといけないとかそういったことがあれば選択肢から除外。睡眠計測のためにスマホを買い替えるのは現実的じゃない。
後、スマホの通知受信機能とかおサイフ機能はいらない。通知を腕時計見る必要はないし、スマホを持たずに外出することはない。そのほかの条件は上記の通り。
スマートウォッチを睡眠計測の精度順に並べる
スマートウォッチは睡眠計測以外にも、フィットネス管理、ストレス管理ができて製品によって機能はバラバラなんだけど、今回は睡眠の計測に最も特化した製品を選びたい。
ということで先述したブランドの中から睡眠計測の精度が最も高い順に製品を並べたのが下記。
- Apple Watch SE2022
- Apple Watch Ultra
- Apple Watch 8
- Fitbit Versa4
- Fitbit Sense 2
- Fitbit Charge 5
- Fitbit Inspire 3
- Fitbit Inspire 2
ちなみに計測精度に関しては「The Quantified Scientist」のRobさんの配信内容を参考にさせてもらった。Robさんありがとうございます。
ちなみにRobさんは研究機関で「筋肉運動」「眼球運動」「脳波」を元に睡眠データを計測した結果と、あらゆる睡眠計測ようのウェアラブル端末をつけた時の睡眠計測のデータを比較検証している。
結果はApple WatchとFitbitの上位独占。
これを価格、バッテリー、計測結果の確認方法ごとにリスト化したのが下記。(参考元)
価格 | 計測結果 | バッテリー | |
Apple Watch SE2022 | ¥37,800 | 本体/スマホ | 18時間 |
Apple Watch Ultra | ¥124,800 | 本体/スマホ | 18時間 |
Apple Watch 8 | ¥59,800 | 本体/スマホ | 18時間 |
Fitbit Inspire 3 | ¥11,636 | 本体/スマホ | 10日 |
Fitbit Versa4 | ¥23,864 | 本体/スマホ | 6日 |
Fitbit Sense 2 | ¥28,155 | 本体/スマホ | 6日 |
Fitbit Charge 5 | ¥15,000 | 本体/スマホ | 7日 |
Fitbit Inspire 2 | ¥6,980 | 本体/スマホ | 10日 |
価格に関しては公式販売ページとAmazon価格で安い方を記載している。
Fitbitのことについて知らない人のために簡単に説明すると、ウェアラブル端末に特化した製品を販売していて数年前にGoogleに買収されたアメリカの会社。
上記8つのデバイスに関してはいずれもウェアラブル端末の中でも最も高い精度で睡眠の計測をすることが可能。
Fitbitは安価且つ高精度で睡眠の質を計測できるスマートウォッチ
Fitbit製品に関して馴染みがない人も多いと思うからそれぞれのシリーズの特徴を簡単に説明すると、「Sense」「Versa」シリーズがスマートウォッチに分類されるのに対し「Charge」と「Inspire」がフィットネストラッカーといった位置付け。もちろんスマートウォッチに分類されるシリーズの方が多機能かつ高価。
ちなみにそれぞれのシリーズの特徴は下記。
1.Fitbit Inspire:Fitbit最安値モデル。睡眠測定の他にアラーム、タイマー、ストレス管理、消費カロリー・心拍数・歩数測定が可能
2. Fitbit Charge:「Inspire」シリーズに「GPS」「血中酸素計測」「高低心拍数の通知」「Suica決済」が追加搭載されたモデル
3. Fitbit Versa:「Charge」シリーズに「階段歩数」「Alexa」「Bluetooth通話」「Googleマップ」「急速充電」が追加搭載されたモデル
4. Fitbit Sense:Fitbit最上位モデル。「Versa」シリーズに「睡眠時皮膚温」、「ストレス度合い」の計測機能が追加搭載されたモデル
睡眠とフィットネス計測ならFitbitの「Inspire」シリーズ1択
予算とバッテリー持ちを考慮すると選択肢は下記の3つ。
- Fitbit Charge 5
- Fitbit Inspire 3
- Fitbit Inspire 2
睡眠計測は全モデル高精度だからどれを選んでもいいだけど、「Fitbit Inspire 2」には「スマートアラーム」といって浅い眠りを検知した時に振動で起こしてくれる機能が搭載されていない。個人的にはかなり興味のある機能だからこの機能が搭載されているモデルを購入したい。
ということで「Fitbit Inspire 2」は除外。
残る2つはディスプレイサイズが若干大きい「Fitbit Charge 5」とバッテリー持ちが長い「Fitbit Inspire 3」なんだけど、「Fitbit Charge 5」はディスプレイが若干大きいだけで本体上で確認できる情報は「Fitbit Inspire 3」と同じだからバッテリー持ちが長い「Fitbit Inspire 3」を選ぶのが良さそう。
ということで購入したらレビュー記事を投稿する。
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